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1000万円から始める資産運用とは?7つの方法を徹底解説!

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1000万円で資産運用を行う事は多くの人にとって安くはない金額を投資する事になるので、不安があると思います。

資産運用を始めたいと考えた時、元本割れのリスクがあると言う点は最も気になる事ではないでしょうか?
しかし、貯蓄だけをしていても資産が増えないと言う現状があります。

本記事では1000万円から資産運用を始める上でおすすめの方法を7つ紹介します
資産運用に関する正しい知識を身に着け1000万円と言う資産を有効的に活用していきましょう!

貯蓄だけではなく資産運用を始める

まず始めに1000万円の貯蓄があれば、個人投資家向けの金融商品であれば殆どの金融商品が購入できます

つまり、資産運用の選択肢の幅が非常に広いと言う事です。

資産運用は安いものであれば1万円、中には100円から始められるものもあります。
貯蓄の少ない人が資産運用を始める場合、これらの金融商品を購入する事になります。

少額の金融商品の中にも優良なものはありますが、貯蓄の少ない人は選べる金融商品の数が少ないと言う点は事実です。

1000万円の資産があると言う事は、10万円単位から100万円単位の優良な金融商品を選択できると言う点で資産運用を始めるメリットが非常に大きいと言えます。

また、1000万円と言う資産を貯蓄しているだけではこの先目減りしてしまう可能性があります

例えば、現在の缶ジュースの値段が130円であると仮定して、100万円で購入できる本数を計算すると約7,692本になります

しかし、缶ジュースの値段は値上がりし続けているので、50年後缶ジュースの値段が200円になったとすれば100万円で購入できる本数は5,000本と約2,692本少なくなります

この関係を下記の図にまとめました。

お金の価値

つまり、資産は貯蓄している年数が長ければ長いほど物価の上昇によって目減りしてしまうのです

現在の1000万円と未来の1000万円の価値は同等ではありません
貯蓄している1000万円が1000万円のままであれば、額面は変わりませんが資産は減少してしまう可能性があります

資産運用は資産を増やすためだけではなく、現在保有している資産の価値を守るためにも必要なのです

現在の貯蓄を守るためにも、貯蓄だけではなく資産運用を始めていきましょう!

さらに詳しく知りたい方へ

100万円の貯蓄がある状態で資産運用を始めたいと考えている人はこちらの記事をチェックしてください。
100万円から始める資産運用とは?最もおすすめな6つの方法!

資産運用にリスクはあるのか?

上記の項目で貯蓄だけでは資産が目減りしてしまう可能性がある事を解説しました。

しかし、資産運用を行った事によって元本割れをしてしまうのであれば貯蓄している方が安全なのではないかと考える人もいるかと思います。

結論から申し上げますと、資産運用にはリスクの大小はありますがリスクの伴わない資産運用は存在しません
しかし、リスクが非常に少なく普通預金に1000万円を預けるよりもメリットの大きい資産運用は存在します

現在、1000万円を普通預金に預けた場合、多くの銀行での金利は0.001%となります。
この場合、利息は100円になります。
さらに、20.315%の課税がされるので実際に受け取れる利息は80円になります。

つまり10年預けたとしても利息が1000円を超えない計算になります

ここでリスクが非常に少なく、元本保証もある債券を購入した場合、金利は0.1%から0.3%になります。
1000万円を0.3%の金利で運用するのであれば、1年間の利息は30,000円になります。

1年間で100円の利息と30,000円の利息を比較すれば、債券を購入するほうがメリットが非常に大きい事が分かると思います

資産運用にリスクはありますが、普通預金に預けるよりもメリットが非常に大きいからこそ資産運用がおすすめと言えます。

1000万円から始める資産運用

1000万円から始める資産運用でおすすめの方法は7種類あります。

今回はこの7種類の資産運用を「ローリスクローリターン」、「ミドルリスクミドルリターン」、「ハイリスクハイリターン」を3種類のリスクとリターン別に分けて解説します。

ローリスクローリターン

ローリスクローリターンである資産運用は3種類あります。

ローリスクローリターン

  • 定期預金
  • 債券投資
  • 海外積立投資(オフショア投資)

それではローリスクローリターンである3種類の資産運用について解説していきます。

定期預金

定期預金は銀行に長期間を前提にお金を預け入れる事で普通預金よりも高い金利を得ることが出来ます
元本が保証されており、損失のリスクはありません。

しかし、普通預金の金利が0.001%であると上記の項目で説明しましたが、定期預金の金利は0.01%程度です。
1000万円を普通預金ではなく定期預金に預けたとしても、利息は1000円程度です。

税金を考慮すれば、10年間預けたとしても受け取れる利息は1万円を超えない計算になります

1000万円を預けたとしても受け取れる利息が1000円を超えないのですから、100万円以下の定期預金の預け入れは全くリターンがないと言って良いでしょう

定期預金のポイントは下記の通りになります。

ポイント

  • 普通預金よりも金利が高く、元本が保証されている
  • 1000万円を預けた場合の10年間の利息は1万円以下

1000万円のから始める資産運用の方法として定期預金はおすすめできませんが、元本を完全に保証した資産運用の手段として覚えておきましょう。

債券投資

債券は国や企業が資産を集めるために発行する借用書の事です

資産を貸し出す事によって定期的な利息収入が発生し、債券が満期になった際は貸し出した資産が全て返金されます
つまり、元本保証のある金融商品と言う事になります。

ただし、債券の発行元が債務不履行に陥った場合、元本や利息が支払われない可能性があります
発行元に対する信頼性が低い場合は債務不履行のリスクも高くなるので注意しましょう。

債券には主に「国債」と「社債」の2種類があります。

国債は国が発行元であるため最も信頼性の高い債券です。
ただし、金利は債券の中でも最も低く0.1%程度となっています。

社債は企業が発行元であるため企業によって信頼性が異なります
金利は0.3%程度であるものが多いですが、信頼性の低い社債の中には金利の高い債券もあります
信頼性の低い債券に投資をする場合は、債務不履行のリスクが発生しやすいので注意が必要です

国債は個人向け国債であれば1万円からの募集、社債であれば50万円から数百万円単位で募集される事が多いです

債券投資のポイントは下記の通りになります。

ポイント

  • 定期的な利息収入があり、満期時には資産が全て返金される
  • 信頼性の高い国債と金利が高い社債の2種類がある
  • 発行元が債務不履行に陥った場合、元本や利息が支払われない事もある

債券は最低購入金額が高い商品が多いので余裕資産がない場合購入が難しい事も多いですが、資産に余裕があれば商品の選択の幅も広がるので、1000万円から始める資産運用の中でもおすすめの金融商品となります

さらに詳しく知りたい方へ

債券投資について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
債券投資とは?利回りやリスクの関係とおすすめの債券投資について

海外積立投資(オフショア投資)

海外積立投資(オフショア投資)は海外に口座を開き、分散投資を行う資産運用の方法の一つです。

海外に口座を開設し、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に運用を任せれば、約200のファンドから5~10の銘柄をIFAが選別してくれるので、毎月2万円以上の積立金を払う事によって海外への分散投資を簡単に行う事が出来ます。

プランは投資期間により複数あり、5年から長くて30年の中長期運用を資産運用のプロが行います。
また償還期間を迎えた際は、積み立てた金額の時価総額が変換されます
利回り保証のついている商品もあるので良い商品を選択できれば非常にリスクの少ない金融商品であると言えます。

海外積立投資は高い利回りと低い税率が特徴です。
利回りは5%以上ある事も多く、10%を超える事もあります
税金は非課税になる場合もあります

ただし、海外積立投資は海外の金融商品を直接購入する事になるので為替リスクによる為替差損が発生する場合があります
また、海外のIFAの選定するために仲介役の代理店を選択する事になるため、代理店の選択が重要になります

運用を任せる事は出来ますが、そのための手続きもあり、自身で選択する点も多いので資産運用に対する知識が求められます
次の項目で同様に運用をプロに任せられる投資信託を紹介しますが、海外積立投資の方が自身の知識や管理が求められる点は理解しておきましょう。

海外積立投資(オフショア投資)のポイントは下記の通りになります。

ポイント

  • IFAに運用を任せる事によって海外への分散投資が可能
  • 高い利回りと低い税率を併せ持っている
  • 為替差損などのリスクがあり、資産運用の知識が求められる事もある

海外積立投資は利回りも高く課税も低くリスクヘッジも出来る商品なので、1000万円を運用して利益を得るのであれば非常におすすめな金融商品であると言えます

さらに詳しく知りたい方へ

海外積立投資(オフショア投資)について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
今人気の海外積立投資(オフショア投資)について、メリット・デメリットと正しい始め方!

ミドルリスクミドルリターン

次に、ミドルリスクミドルリターンである資産運用は3種類あります。

ミドルリスクミドルリターン

  • 投資信託
  • ヘッジファンド
  • 不動産投資

それではミドルリスクミドルリターンである3種類の資産運用について解説していきます。

投資信託

投資信託は「ファンド」とも呼ばれ、投資家から集めたお金を資産運用の専門家(ファンドマネージャー)が運用し、その運用成果を投資家に分配する事を言います。

売却した場合に発生する売買差益と、決まった月に受け取る事が出来る分配金が利益になります。
投資信託は価格が変動する金融商品であるため、元本割れのリスクがある金融商品になります

また、海外積立投資と同様に資産運用の専門家が銘柄を選定し分散投資を行います。
海外積立投資と海外投資信託の違いは、投資信託は海外の金融商品に投資をしていても国内に口座を開き国内で取引をする点です

そのため、手続きや管理等の負担は海外積立投資よりも少ないです。

利回りは選択した投資信託にもよりますが、平均的な利回りは3%であると言われています。
1000万円を運用して3%の利益が出た場合、年間で30万円の利益が得られる事になります。

また、投資信託は信託報酬と言う手数料が掛かりますが、信託報酬の差が0.1%異なるだけでも10年間の利益に大きな差が生まれてしまうので信託報酬の低い投資信託を購入する事をおすすめします

投資信託の購入は100円から行えるので、1000万円あれば複数の投資信託に対して分散して積み立てる事によって更に分散した投資を行う事も可能です

投資信託のポイントは下記の通りになります。

ポイント

  • 売買差益と分配金による利息収入がある
  • 1000万円で1年間運用した際の利益の平均は30万円程度
  • 価格変動による元本割れのリスクがある

1000万円から投資信託を始める場合、次の項目で紹介するヘッジファンドもおすすめです。

さらに詳しく知りたい方へ

投資信託について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
投資信託(投信)とは?基本的な仕組みを紹介!

ヘッジファンド

ヘッジファンドは投資信託と同様に投資家から集めたお金をファンドマネージャーが運用し利益を分配する資産運用です。

ただし、投資信託と異なる点がいくつかあります
まず、投資信託の特徴を下記の図にまとめました。

投資信託

投資信託は「公募型ファンド」とも呼ばれ、誰でも購入できます
そのため、最低投資金額も安く購入金額は100円からです

しかし、行政による監視があるので運用に制限があります
運用にルールが設けられているので、利益を徹底的に追求した運用をファンドマネージャーは行いません

次にヘッジファンドの特徴を下記の図にまとめました。

ヘッジファンド

ヘッジファンドは「私募型ファンド」とも呼ばれ、限られた人にしか購入できません
投資出来るのはファンドの適格投資家と呼ばれる人だけであり、ヘッジファンドに投資するためには最低でも数百万円の資産が必要になります

投資信託は運用に制限があるのに対して、ヘッジファンドは自由に運用する事が出来ます
そのため、ファンドマネージャーは相場が悪い場合でも利益を徹底的に追求した取引をしてくれるので、運用利回りが投資信託よりも高くなる傾向にあります

大きな資産を持っている事が条件になるので貯蓄の少ない人は始める事が難しいですが、1000万円の資産があるのであればヘッジファンドはおすすめの資産運用です。

ヘッジファンドの利回りは銘柄にもよりますが、低く見積もったとしても10%以上である事が多いです。
投資信託の平均利回りが3%と考えれば少なくとも投資信託の倍以上の利益が得られる事になります。

ただし、投資信託と同様に元本割れのリスクがある事は理解しておきましょう。

ヘッジファンドのポイントは下記の通りになります。

ポイント

  • 大きな資産を持つ限られた人だけが購入できる
  • 運用に制限がないので、投資信託よりも利回りが高い
  • 投資信託と同様に元本割れのリスクがある

1000万円から資産運用を始めるのであれば、投資信託よりもヘッジファンドを考えてみるのも良いかもしれません。

不動産投資

不動産投資は物件を転売したり、賃料収入によって利益を得る事が出来る投資方法です。

資産運用における定期的な収入には定期預金や債券の利息が挙げられますが、不動産の賃料収入はこれらの定期的な収入の中でも高い利益を得る事が出来ます
また不動産に投資する事によって、所得税と住民税を節税出来る可能性もあります

不動産投資は初期投資金額が他の資産運用と比較すると高くなります。
そのため、少額でも不動産に対して投資できる「REIT」と言う不動産に特化した投資信託も存在します。
物件の選定、管理を任せる事が出来るので、少額で投資出来る以外にもREITが不動産投資よりも優れている点もあります。

さらに詳しく知りたい方へ

REITについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
REIT(リート)とは?REITの仕組みと種類をご紹介!

初期投資金額が用意できない場合、ローンを組む事も出来ます。
しかし、1000万円の資産があれば日本には数百万円の物件もあるので、ローンを組まずに物件を購入する事も可能です

ローンを組む場合はローンの支払いもあるので、ローンの支払いが終わるまで利益が出にくいデメリットもあります
また、不動産投資の賃料収入の利回りは5%程度のものが多いです。

ただし、物件の焼失や、住む人がいなくなり賃料収入を得られないなど、実物資産特有のリスクも存在します。
また、物件の管理をする必要もあるので管理費が掛かる事もあります。

不動産投資のポイントは下記の通りになります。

ポイント

  • 不動産の賃料収入は5%程度の利回りがあり、債券よりも高い定期収入である
  • 物件の選定、管理が必要、ただし「REIT」ではこの手間が掛からない
  • 物件の焼失や、住人がいなくなるリスクがある

定期的な収入を得る事によって、安定した資産運用を行いたい人は不動産投資がおすすめです。

さらに詳しく知りたい方へ

不動産投資について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
初心者が不動産投資を始める前に知っておくべきメリット3選・勘違い3選!

ハイリスクハイリターン

ここからはハイリスクハイリターンな資産運用の方法として株式投資を紹介したいと思います。

株式投資

株式投資は企業が資金を集めるために発行する株式を売買する資産運用の方法です。
株式は基本的に売買差益によって利益を得ますが、企業ごとに決められた月に受け取る事が出来る配当金や株主優待も利益になります。

1000万円で株式投資を行う場合、購入金額が100万円を超える優良な銘柄を購入する事が出来ます
具体的には、ソフトバンクグループニトリホールディングスオリエンタルランド任天堂、(2019年5月現在の株価で計算)と言った大企業の株式が購入できます。

ただし、株式は株価の値動きが激しい株式に投資してしまうと、大きな利益を得られる可能性もありますが、大きな損失が発生してしまうリスクがあります
特に短期投資を行う場合、株式は非常にハイリスクハイリターンな投資方法になります

株式を購入するのであれば長期投資を考える事をおすすめします。
また、株式の長期投資による平均的な利回りは7%から8%程度であると言われていますが、銘柄によって大きく異なります

株式投資のポイントは下記の通りになります。

ポイント

  • 売買差益と配当金によって利益を得られる
  • 1000万円の資産があれば購入金額が100万円を超える大企業の株式を購入できる
  • 短期投資は大きな損失が発生する場合がある

株式投資を行う際は銘柄を慎重に選択して、長期投資を考えると良いでしょう。

さらに詳しく知りたい方へ

株式投資についてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
株式投資とは?株式投資の仕組みと始め方を徹底解説!

NISAで節税が可能!

1000万円を運用する場合、気を付けなければいけないのは税金です
資産運用で利益を得られたとしても税金の事を理解していないと、税金を引かれる事によって思うような利益が得られない場合があります。

しかし、個人投資家の節税を応援するNISAと言う制度があります。
年間120万円までの投資金額から発生した利益をすべて非課税にする事が出来ます

1000万円で資産運用を行う場合、120万円の非課税枠では全ての利益を非課税にする事は出来ません
しかし、約10分の1の金額の運用益だけでも非課税に出来るのであれば節税対策にはなります。

NISAは20歳以上であれば証券会社から申請する事が出来ます。
また、投資信託への投資に特化したつみたてNISAと言う制度もありますが、こちらの非課税枠は40万円になります

節税対策のためにNISAは有効に活用していきましょう!

さらに詳しく知りたい方へ

NISAについて詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
従来NISAと比較した、つみたてNISA(積立NISA)とは?いつから始まるのか?

まとめ

1000万円から始める資産運用について理解していただけたでしょうか?

資産運用にはリスクも伴いますが、貯蓄をするよりもメリットが非常に大きいです
1000万円を運用して、さらに資産を増やしていく事で将来の資産形成に役立ててください。

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