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基準価額?分配金?初心者のための投資信託(投信)の選び方!

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投資信託を始めて見ようと思って証券会社のサイトを開いても、その種類の多さと複雑さで面倒になり、そっとブラウザのタブを閉じてしまう方も多いのではないでしょうか?

しかし、投資信託は非常に有効な投資商品でもありますし、わかってしまえばそこまで難しいものでもありません。

今回は、そんな初心者の方でも投資信託が買えるように、用語の解説をしながら投資信託の選び方や買い方を解説して行こうと思います。

初心者が知っておくべき、投資信託の基本知識

投資信託の仕組み

投資信託が普通の投資と何が違うのかというと、自分が直接投資を行うわけではないというところです。

下の図のように、投資信託とは投資家たちのお金をひとまとめにして、実際に株や不動産などの物に投資するのは専門家なのです。

その運用で得た利益を、投資家たちで分配するという仕組みです。

つまり、実際に運用する専門家を「信じ、託して投資をする。」それが投資信託ということです。

自分でせかせかと投資をしなくても良い分、初心者に優しく、楽な投資でもありますし、長期的に運用して資産を作ってゆくのに有効な投資と言えるでしょう。

基準価額って何?

投資初心者の方が最初に証券会社のサイトをみて引っかかりがちなのが、「基準価額」という言葉です。

基準価額とは、投資信託一口もしくは、一万口あたりの値段のことを指します。

まず、投資家たちから集めたお金は、専門家の運用によって増えたり減ったりします。

その全部のお金から手数料などを引いた額のことを、「純資産総額」と言います。つまりこれは、投資家たちのお金の総額という意味です。

その純資産総額を、投資家たちが買っている総口数で割ったもの(一口あたりの値段)が基準価額になります。

投資信託は常に投資を行なっている状態なので、もちろんその投資先の価値が変動することで、基準価額もその時によって変わります。

値段が分かりやすいので、一万口の基準価額を記載している証券会社が多く、投資信託が運用を始めた時の基準価額は、一万口あたり一万円(一口あたり一円)となっています。

投資信託の銘柄の選び方!

最初に確認!どこの何に投資をしているのか?

いざ投資信託を選ぶぞ!と思っても、何を決めて良いやらお困りの方も多いかもしれませんが、最初はその投資信託が、「何に投資をしているのか」ということを確認しましょう。

投資信託によって投資している先の商品も変わり、それによってリスクの度合いや価格の変動が変わってくるのです。

種類としてはざっくりと分けてこれだけのものがあります。

基本的に、国内債権などは安定的な投資対象と言えるでしょう。

国内なのか海外なのかということはとても重要で、例えば日本国内の債権と、どこかの新興国の債権などでは、リスクが天と地ほどあるのは皆さんもお分りかと思います。

このようにして、どこの何に投資をしているのかということは、どういうリスクがあるのかということを判断するのに、非常に重要です。

種類について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

投資信託(投信)の種類とは?7つの分類方法を詳しく解説!

分散投資のススメ

分散投資とは、様々な種類の投資信託に、資産を分けて投資することで、リスクを避けながら効率よく投資を行うことができるという投資法のことを指します。

例えば、ハイリスクな投資信託にたくさんのお金を集中させてしまうと、資産が減った時に大ダメージを負ってしまいますね。

なので、減っても大丈夫なくらいの少額なら気にすることはありませんが、将来を見据えて資産運用をしようと思った時は、安定的なものを組み合わせたりして投資することをオススメします。

その他初心者が知っておくべき用語解説

インデックス型・アクティブ型

インデックス型の投資信託は、日経平均株価などの市場の平均と同じになるように運用方法をとります。なので、日経平均が上がれば上がり、下がれば下がるという比較的安定的な動きになり、利益も緩やかに伸びてゆく形になります。

一方、アクティブ型は、アクティブというだけあって平均より多くの利回りを目指して運用されます。

なので、運用する専門家の腕や、運がよければ平均を上回りますし、悪ければ平均を下回ります。

さらに、アクティブ型は運用コストも高いので、最終的にはインデックス型の方が利益が大きくなることが多いと言われています。

初心者のうちは、インデックスで手堅く。余剰資金ができて、興味が出たらアクティブに回して見るのもいいかもしれませんね。

信託報酬(管理手数料)

信託報酬は、運用にかかる手数料のようなものです。

信託報酬は、投資家たちから集めたお金の総額から引かれ毎日、通常一年に差し引かれる%で表記されています。

つまり、0.5%と表記されていたら、総額の0.5%が一年間の間に引かれているということです。

ノーロード

ノーロードとは、販売手数料が無料ということです。

気をつけなければならないのが、信託報酬が無料というわけではないというところです。

長期で保有するなら、保有している間に差し引かれている、信託報酬を重視して見てゆくのが重要です。

投資信託の買い方の注意

銘柄も選び、購入すると決めた後に出てくるのがこの買い方の選択肢です。

それぞれにメリットなどがあるので、しっかりと確認しておきましょう。

毎月分配型と再投資型

毎月分配型は、文字通り毎月分配金がもらえる仕組みということです。定期的にお金が欲しい方や、運用している実感が欲しい方にはオススメですが、実は落とし穴もあります。

分配金がどこから支払われるかというと、自分たちのお金が集まっている、純資産総額から引かれているのです。

毎月分配型

そのため、純資産総額の総額は一時的に下がり、それに比例して基準価額も下がってしまいます。

一方で再投資型は、自動でそのまま再投資してくれるので、一月で得た利益の分もどんどんと増えてゆくというメリットがあります。

最終的に多い金額を得られるのは再投資型、毎月ちょこちょこと前借りをしているのが毎月分配型だと思っておくと良いでしょう。

積立買付・金額買い付け・口数買い付け

金額買い付け・口数買い付けは文字を見て分かる通り、金額を指定して、その分だけの口数を買う方法と、口数を指定して、その分の金額を払って買う方法になります。

一方で積立買付は、毎月少しづつ投資信託を買って、大きな損をするリスクを避ける買い方になります。

例えば、一気に同じ時期に投資信託を買って、その後暴落したら、それは大きな損になってしまいます。

しかし、下の図のように積立買付で毎月少しづつに時期を分けて買うことで、その被害は最小限に抑えることができます。

積立買付

結局どの投資信託を選べば良いのか?

分配金の指標を見るために、分配金利回りという指標があります。

これは、その投資信託の基準価額に対して、どのくらいの分配金が支払われているかという指標なのですが、これは例えば年間で同じだけの分配金が支払われていたとしても、基準価額の額が小さい方が、分配金利回りのパーセンテージは高くなります。

結局のところ、投資信託を選ぶ上で大切になってくるのは大元の投資したお金がどれくらいのリスクで、どのくらい期間で、どれほどに増えるのか(トータルリターン)というところになります。

分配金の有無や割合は、もちろん投資のスタイルとして一つ考慮すべき要因ではあるのですが、先述した内容を頭に入れつつ、自分の投資に対する方針(将来にコツコツ備えるのか、とりあえずの勉強のためなのか、など)に、自分自身で合うものを考え、選びとって行くことが大切かと思われます。

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まとめ

投資信託の中身をしっかりと見ることで、初心者でもリスクの高い低い、手数料が許容できるかどうかということが見えてきます。大切なことは、よくわからない情報に流されないということです。お得な情報を信じたい気持ちはわかりますが、その情報を鵜呑みにするのではなく、きっちりと自分で調べて理解できたものを買うと良いでしょう。

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