基礎知識 資産運用

20代働く独身OL女性におすすめする、資産運用(投資)の始め方【入門編】

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現代の日本において、働く女性が増えていく中、自身で稼いだお金で資産運用や投資を
積極的に行っていく女性が増えてきました

将来もらえる年金だけで十分かどうかといった不安や、お金を無駄なくしっかり貯めていきたいと
いった女性は多いと思います。

今回は、働く女性が将来に向けた資産運用をしていく中でのポイントと
具体的な投資手段についてまとめていきたいと思います。

この記事の内容をもとに、将来に向けたゆとりのあるお金の準備をしていき
個人として資産管理がしっかりとできるようにしましょう。

女性の資産運用について

なぜ、女性が資産運用をするのか?

近年、資産運用や投資に興味を持つ女性が非常に増えています。

人それぞれ理由はあると思いますが、一番はやはり将来に対する不安、でしょう。

「将来年金がちゃんともらえるか不安」、「給料は同じなのに、支払う税金は増えていく」
など、国家に対する不安が増え、自分自身で何とかしていかなければいけない、という
危機感が強くなっていきます。

また、女性の社会進出に伴い、女性個人のお金のやりくりに対する関心も強くなっていることが
より一層、資産運用自体への関心を強めていると思われます。

女性の資産保有状況

下記の図は、独身女性における平均年収(左)と平均貯蓄額、およびその内訳(右)について
示しています。

年収は、どの年代もそこまで大きな差はありませんが、貯金額に関しては
40代から急激に増えています。

また、貯金額に対する内訳を見てみると、やはり預金や生命保険などの割合が
どの年代でも共通して高くなっています

やはり、投資などにより資産形成をしている女性の割合はまだそこまで多くない
ように見受けられます。

独身女性の平均年収と平均貯蓄の現在高の内訳

出所:総務省統計局「全国消費実態調査」

女性の資産運用のためのポイント

女性の資産運用のポイント

①目標の設定「何歳までにいくら貯めるか?」

ライフプランが明確になったら、「何歳までにいくら貯めるか」を
決めましょう。

資産運用や投資のやり方はいくつもありますが、この期間と金額の目標を決めることで
逆算して、月々いくらお金を貯める必要があるのか、がわかります。

また、後述する投資対象の選定においても商品ごとにリスクをリターンの割合が異なるため
目標額によって、投資対象が変わってきます。

例えば、現在25歳の女性が40歳までに貯金を1000万円作りたいとした場合
月に約5.6万円の貯金が必要です。

これだけの貯金を毎月できる人であればいいのですが
例えば頑張っても4万円までしかできない女性の場合、総額で280万円足りません。

これをボーナスで補うのか、もしくは利率の高い投資をして、運用で補っていくのか
考慮する必要があります。

これにより、投資対象も変わってくるのです。

②支出を減らす

貯金をする上で、一番大事で簡単なことは「お金を増やすこと」よりも
支出を減らすこと」です。

この時のポイントが、「コーヒーを買うのを我慢する」や「食費を削る」といった
我慢を伴うケチケチした節約ではなく、家計簿をつけ、毎月の自分の支出の中から
「必要のない飲み会をなくす」や「意味のない買い物を減らす」といった
明らかに無駄だと思われる支出をなくしていくことです。

上記の無駄な支出を減らしたり、携帯料金の見直しなどを行うだけで月5000円くらいであれば
省けるはずです。

これが15年間となると、総額で90万円にもなります。

毎月の自分の無駄な出費を減らし、確実にお金を貯金していきましょう。

③毎月、コツコツと貯金をしていく

上記のことを実践し、実際に貯金をしていきましょう。

毎月3万円の貯金を10年間続けたとします。
そうすると、10年で360万円もの貯金を作ることができます。

少し余裕が出てきたところで、毎月5万円の貯金をしていければ
もう10年で、600万の貯金ができます。

これだけでも、20年で1000万円近くの貯金が可能になりますが
後述する資産運用(投資)をしていくことでより効率よく貯蓄ができます

④資産運用(投資)をしていく

銀行の金利が0.001%である現在の超低金利時代において、お金をただ銀行に
預けれいるだけでは、ほとんど増えません

毎月3万円の貯金を普通預金で10年続けた場合、貯金総額は月3万円×10年=360万円になります。
金利が0.001%で計算すると、10年後の利息を含めた総額はなんと、360万98円にしかなりません。
あまりにも少なすぎます、、、。

しかし、仮に年利が5%の積立投資に回せば、10年後には442万952円になります。

同じ積立てをしているだけでも、10年でこれだけの差がついてしまいます。

いかに、資産運用(投資)が大事であるかご理解いただけたかと思います。

女性の資産運用の種類

女性のための資産運用の投資方法

投資方法には、最初に一括で資金を拠出し、投資を行う「一括投資」タイプと
中長期的に、毎月一定額を拠出し、積立ながら投資を行う「積立投資」タイプがあります。

一括投資

一括で投資商品などを買い付ける方法で、投資を行います。

株や債券などのように、最初に資金を全額拠出し、投資商品の購入を行い
その後の利息や売却などによって、利益を得ます。

基本的に、短期・中期的な売買を目的として、投資を行います。

初期投資として大きな資金が必要になり、投資のタイミングなどによっては
大きな損失が出てしまう場合があります。

積立投資

毎月一定額を拠出し、中長期で積立てを行い、投資をしていきます。

これには、財形貯蓄投資信託の積立型(積立投信)が該当します。

一括投資と比べ、短期的な投資を目的としておらず
中長期での積立を通して、貯蓄や投資を行っていきます。

財形貯蓄は、毎月確実に貯蓄していけるため
株などのように、マイナスになったりすることが基本的にありません。

一方、積立投信は、一般的に利回りが財形貯蓄や預金と比べて高いものが多く
期間が長ければ長いほど複利効果も働くため、最終的な積立額は大きくなります

下記は、積立投信において複利運用したときの図です。

複利運用と単利運用の利回り

これを見ていただくと、いかに積立投資における複利運用の効果が大きいか
わかると思います。

女性のための資産運用の投資先

ここでは、それぞれの投資先について、個別に紹介していきます。

それぞれ、投資期間やリスク・リターンの取り方が異なるので
大まかな特性を紹介していきます。

定期預金

銀行などに、一定の期間を定めて期限が来るまでは引き出せない契約でお金を預けます。

強制力はありますが、金利は大手銀行だと0.01%程度で、普通預金とあまり変わらず
低くなっています。

財形貯蓄(給与天引き)

毎月の給与の中から、手元に入る前に一定額を積み立てていく方法です。

財形住宅貯蓄」、「財形年金貯蓄」、「一般財形貯蓄」の3種類があり
それぞれの貯蓄目的により分かれています。

給料から天引きされるため、一番強制力は強く確実に貯蓄ができます

投資信託(長期積立型)

期間をかけて堅実に資産を増やしていくなら
この長期積立型の投資信託(積立投信)です。

株などの投資と違い、大きく損をすることなどはあまりなく
中長期でお金を積み立てていきます。

預金や財形貯蓄などと比べると、利回りが高く、上述した複利効果も働くので
長期での積立型の投資を行う場合は、おすすめです。

株式

株式投資は、証券会社を通じ、会社の株式の売買を行う投資手段です。

会社の業績が伸びれば儲かりますし、伸びなければ損をします。
投資としてはシンプルなので、比較的誰でも気軽に行えます。

また、株主優待などもあるので、自分が普段サービスを利用している会社を
選んでみるとよりお得です。

しかし、株価の値上がりを予測するのは困難で、コンスタントに利益を
出し続けるのは
難しいです

債券(個人向け国債)

債券とは、「国家・公共団体・銀行・会社等が、事業に必要な資金を借り入れるため発行する有価証券」です。

あらかじめ、5年や10年などの償還期間や利率が決められており
定期的に利率分の利子を受け取ることができます
そして、満期日を迎えると、額面金額である償還金を受け取ることができます。

債券は、比較的安全性が高く、利率や償還金額も決められているので
堅実に投資ができます。

また、定期預金などより利率が高く、特に個人向け国債は
リスクも低いので、人気があります

投資信託(一括型)

「投資信託( ファンド )」とは、複数の投資家から集めたお金を
ひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに
投資・運用をしていきその運用成果がそれぞれの投資家に分配されます。

株式や債券などを様々なパターンで組み入れるので、商品種類が豊富で
自分にあった投資を行うことができます

また、運用自体はプロの専門家に任せることができるので
こちらも女性に非常に人気の投資対象になっています。

 

不動産

不動産投資は、比較的安定した家賃収入を得ることができるので
将来の不労所得や年金対策になります。

また、相続もできるので、生命保険代わりになったり、節税効果もあるので
メリットは多いです。

株やFXといったものに比べリスクも少なく、リターンも比較的大きいため
有効な投資手段の一つです

投資対象ごとのリスクとリターン

下記の図は、投資対象ごとのリスクとリターンの大まかなイメージになります。

また、後述しますが投資対象ごとの投資期間の目安ごとに色分けしています。
(赤:長期、青:中期、黄:短期、灰色:その他)

投資対象ごとのリスクとリターン

それぞれに合った投資先とは?

上述した投資商品は、それぞれ運用期間やリスク、リターンなど商品特性は様々なので
自身の目標設定にあった投資商品を選択していくことが重要です。

下記に、それぞれ目的ごとに合った投資商品を紹介していきます。

短期で資産を増やしたい(リスク大)

短期で資産を増やしたいという女性は、「」や「投資信託(一括型)」に取り組んでみましょう。

」については、あくまで短期的に利益を獲得していくことが目的ですが
投資のプロでも、安定的に利益を出せるようにはなかなかなりません。

うまくいけば、短期的なリターンは大きいですが、リスクも大きいです。

また、「投資信託(一括型)」については、様々な商品が選択可能で
運用もプロに任せることができるので、人気があります。

中期で比較的安全に資産を増やしたい(リスク中)

中期で比較的安全に資産を増やしたいという女性は
債券(個人向け国債)」がおすすめです。

債券(個人向け国債)」は、利回りはそこまで高くありませんが
定期預金などと比べると、利率は高く、リスクもかなり低いため
人気です。

長期で着実に資産を増やしていきたい(リスク小)

長期で着実に資産を増やしていきたいという女性は
投資信託(長期積立型)」、「不動産」などがおすすめです。

特に、「投資信託(長期積立型)」は、「定期預金」や「財形貯蓄」よりも
利回りが高く、運用期間を長くすることで、複利効果も利用できるため
着実に資産を増やすことができます

また、資金に余裕がある人などは、「不動産」に取り組んでみましょう。

上述した通り、実物資産である不動産投資には様々なメリットがあるため
非常に人気です。

確実に貯金を貯めていきたい方(リスクほぼなし)

リターンはほとんどありませんが、リスクもほぼなく投資などもあまりしたくない
という女性には、「定期預金」、「財形貯蓄」がおすすめです。

どちらも利率は低いですが、契約期間の設定や、給与天引きとなっているため
強制力があり、リスクもほとんどなく貯金をすることが可能です。

実際に資産運用をはじめてみましょう

これまでに紹介した内容を踏まえて実際に資産運用を始めてみましょう。

初めに、「2.女性の資産運用のためのポイント」のところでご紹介した
自身の資産目標額を設定し()、そのためにいつまでにいくらお金を貯める必要があるのか
を明確にします()。

そして、自身の支出を見直し()、自分にあった投資方法を選択()していきましょう。

 

<27歳、貯金ゼロの独身女性の例>

①資産目標額の設定&②いつまでに貯めるのか
「現在27歳の私が、資産1000万円()を45歳まで()に貯める」という目標を
たてたとします。

③支出の見直し
そして、月に貯金できる額を最大限増やすため、月々の支出の見直しとして
「今までの交際費から3000円、携帯料金から1000円、その他から1000円」といった具合に支出を見直します()。

④投資方法の選択
45歳までに1000万円を貯めるには、1000万円÷216ヵ月(18年=216ヵ月)=約4.7万円となり
月に約4.7万円の貯金が必要になります。

しかし、頑張っても月3万円までが限度、という場合にはそこから逆算し
月3万円で1000万円を貯金する方法を考えます。

年利5%の長期積立型の投資信託に45歳まで投資を行えば
月3万円×年利5%×216か月=約1046万円となり、目標を達成する事ができます()。

このようにして、自分の目標と照らし合わせながら、投資方法を選択していきましょう。

女性の資産運用の始め方

まとめ

いかかでしたでしょうか?

資産運用を行っていくうえで、ライフプランを考慮し
必要な投資を行っていく必要がありますが、男性とは違った
女性ならではの目的であったり、考え方があります。

投資商品ごとに、リスクやリターンなどは様々ですが
大事なのは、自分の目的にあった投資方法を選択していくことです。

これを機に、お金の運用方法を具体的に検討してみてはいかがでしょうか?


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