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生命保険は20代でも加入すべき?理想のタイミングは何歳から?

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社会人になるとお金の問題に直面することが多々あるかと思いますが、その中でも保険の問題は金額が大きいだけに、よく考えなければいけせん。

特に20代の方などは、実際に加入するタイミングや、月々そして最終的にどれくらいお金がかかるのか、考えることは多いかと思います。

この記事では、結局生命保険は何歳から入れば一番良いのか考える上で、参考になる情報や、判断基準をご紹介しています。

皆さんにとって一番良い時期はいつなのかを考えながら読んでいただけると幸いです。

初めて生命保険に加入した年齢と、そのきっかけは?

いつ生命保険に加入するべきなのか、そのタイミングを考える上でまず参考にしたくなるのは、他の人たちがいつ頃に保険に加入したのかですが、平均では大体25歳くらいで加入するのが一般的と言えます。

なぜ加入したのか、そのきっかけとしては、社会人になったから親や知人の勧め自分の健康や将来が不安だったから、などが上位を占めています。

また、加入経路として多いのが保険の営業職員で、8割くらいの人が自分の保険の保障内容について完全には分かっていないということを答えた調査結果もあります。

20代で生命保険は早い?

「生命保険 20代」で検索してみると、20代のうちに生命保険に入っておいて損はないという趣旨の記事が数件あるのに対して、「生命保険に20代で加入するのは早すぎる」、「20代独身には生命保険はいらない」という記事が多くヒットします。

しかし、事実的には先述の通り25歳程度で生命保険に加入している人が多いという現状があります。
この違いは何なのでしょうか?

これは生命保険をかけたほうがいい人と、そうではない人の2種類に分かれるからです。

20代で生命保険をかけたほうがいい人

結婚している場合や子供がいる場合

自分が支える必要がある人がいる場合には、様々なリスクを回避するために20代であっても生命保険に入るメリットは多いと考えられます。

もし自分が亡くなってしまった場合や、大病を患った際には保険金を使って子どもの学費に充てることもできます。

貯蓄が少ない場合

20代の時点であまりに貯蓄が少ない場合には、定期保険などの保険料を低く抑えることができる保険に入っておくという選択もよいかと思います。

20代で生命保険をかけなくてもいい人

独身の場合

養う人がいない場合には若いうちに加入することはあまり意味がないかもしれません。

養っていた人がいない場合には、保険金の行先は親や兄弟となるケースが多いですが、保険金が下りる条件である「残された家族に対する必要最低限の備え」という目的に該当しない場合もあります

また、20代で亡くなる可能性はほかの年齢層と比較すると低いです。

そうなるとわざわざ加入して保険料を納めていくよりは、20代でしか得られない経験や学びのためにお金をつかうほうが人生を充実させることができると考える人もいます。

貯蓄が多い場合

先ほど紹介した「貯蓄が少ない場合」を裏返した場合です。

保険を利用する目的とは、自分の資産だけではカバーできないようなピンチに備えて保険料を継続的に支払うものです

よって十分な貯蓄があるのであればわざわざ生命保険をかけずとも個人的に資産運用をしてもよいのかもしれません。

ただし、高齢になってから生命保険に加入しようとする場合には20代の時とは保険料が異なり料金が上がるため注意が必要です

20代の生命保険まとめ

「20代で生命保険は早いか?」という問いに対して一概に「早い」「適切」という回答はできません。

しかし、生命保険を「周りが加入しているから」とか「とりあえず加入しとく」という理由でかけている場合は今一度考えなおしたほうがよいかもしれません

保険はその人に適したものでない場合は、ただの投げ銭でしかありません。
特に生命保険は医療保険と異なり、大きな事故や大病など比較的大きな問題が発生した時に効果を発します。

たしかに未来を予測できないからこそお金をかけてそのような災禍に備えるのですが、若いうちにそのような状況になる可能性は少ないです。

よって上で紹介した「独身の場合」「貯蓄が多い場合」には生命保険を見直してもよいのかもしれません。

生命保険の年齢別加入率

では生命保険はどのくらい多くの人が加入しているのでしょうか。

年齢別の加入率を表している下の図を見ると、一番左の棒グラフでその加入率は全体で80%と、ほとんどの人が生命保険に加入しているのが分かります。

生命保険加入 何歳から

<出典 : 生命保険文化センター>

もう少しよく図を見ると、20代が50%と少なく、30代になると80%と一気に加入率が上がっているのが分かるかと思います。

なぜ、30代になると急に加入率が上がるのでしょうか?

その答えは生命保険の加入する最善のタイミングを考えて行くと、自然に浮かび上がってきます。

生命保険には終身保険と定期保険がある

保険に入るタイミングを考える前に、生命保険の大まかな内訳、終身保険と定期保険について考えて見ましょう。

同じ生命保険でも、終身保険は字の通り保障が一生涯続き、定期保険は区切られた一定期間のみの保障というものになります。

保障が一生涯続く分、一般的に終身保険の方が保険料は高くなりますが、払込期間を終えてから解約すると、自分が払い込んだ額を上回る解約返戻金が帰ってくる場合があります。

つまり、どちらを選ぶかの基準としては、月々の高い保険料を払い続けることができるかどうかになります。

終身保険にして老後に死んでしまったとしても、そこで得られた保険金は葬儀代か子供にあげるくらいにしかなりません。
保障が一生続くというのは安心に聞こえますが、そもそも老後に保険が必要なのかということも考える必要があります。

どちらかというと終身保険のメリットとしては解約返戻金がある(払い込んだ保険金が無駄にならない)というところにあります。
高い保険料を払い込み続けられるなら、解約返戻金のある終身保険を選ぶべきと言えるでしょう。

(毎月の保険料を安くするために解約返戻金を抑えている商品もありますのでお気をつけください。)

終身保険における、加入年齢ごとの月払保険料と払込総額

では、終身保険に入るとして、いつ入るのがベストなタイミングなのでしょうか?

金額の面から言うと、やはり早めに入った方が良いと言えるでしょう。以下の表で分かる通り、20代から入っておけば、長い期間を使えるだけ月々の保険料は少なくなりますし、払込総額も2割程度ですが安く済みます。

60歳払い済みで、保険金額500万円、男性のシミュレーションです。

保険料 試算

女性の場合はもう少し額が下がります。

全体的の払込金額について考えるのも大切ですが、当然その間家のローンや生活費、結婚費用や学費など、お金を使いながら生活することになるので、月々の保険料の金額も無理のないように設定しておく必要があります。

生命保険の加入するべきタイミングは何歳から?

結局、生命保険に加入するタイミングとして一番良いのは何歳からなのでしょうか?

一人一人に事情があるので一概には言えませんが、生命保険とはつまり、自分が死んでお金に困る人たちのために入る保険だと言えます。
例えば自分の配偶者や、子供、両親を養っている場合はそれも含まれるでしょう。

30代になって一気に生命保険加入者が増えるのも、配偶者や子供ができたことをきっかけに入る人が多いからでしょう。

実際20代で独り立ちして親が自分で生活ができているなら、死後にお金は(おそらく)使えないので、必要ないと判断する方も多くいるかと思います。

なので、生命保険に入るのは30代で自分の家族や子供ができてからでも遅くはありません。

ただ、2割程度ではありますが、終身保険に入る場合は早めに入っておいた方が安くなりますし、月々の出費も抑えられるので、金額の面では早めに決断した方が良いのは確かです。

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まとめ

生命保険に何歳から入るべきなのか、と言うことについて解説してきましたが、考えるべき保険は生命保険だけではありません。
病気になった時などに頼りになる、医療保険なども考慮すべき保険の一つになります。

様々な保険やお金に関わることを考えながら、なんのためにそれを買うのか、保険に入るのかということを明確にしながら選んで行けば、保険で失敗する確率は減らせるかと思います。

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