イギリス王ジョージ6世は兄王エドワード8世の突然の退位により、本人も周囲も予期せぬ状況で1936年に即位した。 王として即位した事を内外に示す戴冠式は即位翌年の1937年に挙行され、この5ポンド金貨はその記念として発行された。
このジョージ6世5ポンド金貨は、「英国王のスピーチ」の映画で感動された方も多いと思うが、美男子だからか、女性の方からの人気も高く、国内で非常に人気の高い5ポンド金貨になる。現在価格も高騰しつつ入手しづらいことから今のうちに入手したいコイン。
1895年にジョージ5世の次男として生まれたジョージ6世は兄エドワード8世がいた為、王室の次男として軍務に服していた。ジョージ5世崩御により兄エドワード8世が1936年に王位継承しますがアメリカ出身のウォリス・シンプソンと駆け落ちに近い形で結婚し、エドワード8世はそのまま退位します。その為、同年にジョージ6世は即位することとなった。5ポンド金貨について、5ポンド・2ポンド・ソボレン・ハーフソボレンの4枚一組セットとして戴冠を記念して作られたので、今回ご紹介のコインはそのセットの中の一枚ということになる。このコインの発行枚数には2パターン説があり、5,501枚説と5,001枚説があるが、イギリスカタログには5,001枚と記載されている。
シャルル8世によるナポリ王国への主張以外にも祖父のルイ・ドルレアンがヴァランティーヌ・ヴィスコンティと結婚していたためミラノ公国も主張した。彼はイタリアに親征したが、ナポリ王家の同族であったアラゴン王フェルナンド2世によって間もなくフランス軍は南イタリアから武力で追放される。またフランスのイタリア介入を嫌う教皇は各国に呼びかけて神聖同盟を結成、1513年にフランス軍はミラノから追い出された。1514年1月に王妃アンヌが死去すると、ルイ12世はイングランドを対仏同盟から脱落させるためにイングランド王ヘンリー8世の妹メアリー・テューダーと結婚したが、1515年1月1日に死去した。