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公開日 2024.2.27更新日 2024.2.27

コスタリカのアンティークコイン特集 おすすめの金貨・銀貨を紹介

コスタリカは、豊かな海岸という意味を持つ太平洋、カリブ海に面する中央アメリカの南部に位置する国です。

海に浮かぶ二隻の船と、三つの山脈が描かれた国章は発行されているアンティークコインにも彫られています。

また、コロンブスが上陸した地域として有名であることから、コロンブスが描かれたアンティークコインも発行されており、コロンブス金貨と呼ばれるほど有名です。

この記事では、コスタリカのアンティークコイン特集としておすすめの金貨・銀貨を紹介します。

コスタリカのアンティークコイン

コスタリカ共和国は、ニカラグア、パナマに国境を接し、太平洋、カリブ海に面する中央アメリカ南部に位置する共和制国家です。

中央アメリカで最も繫栄している国として知られており、パナソニック、ブリヂストン、ソニー、東芝、エプソン、豊田通商、テルモ、マネックス・グループなどの日系企業も進出しています。

アンティークコインではコロンブスが上陸した地域であることから、コロンブス金貨が発行されており、コスタリカを代表する金貨です。

1800年代頃から金貨が発行されてきましたが、その価値は大きく上昇しておらず、希少性を含めて考えれば上昇の余地があるアンティークコインといえるでしょう

コスタリカのアンティークコインを金貨・銀貨に分けて紹介します。

コスタリカのおすすめ金貨

コスタリカのおすすめ金貨を紹介します。

  • コスタリカ クリストファー・コロンブス 20コロネス金貨 1899年
  • コスタリカ 独立記念日 4エスクード(1/2オンス)金貨 1850年
  • コスタリカ 1エスクード金貨 1849~1857 年

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コスタリカ クリストファー・コロンブス 20コロネス金貨 1899年

コスタリカ クリストファー・コロンブス 20コロネス金貨 1899年 コスタリカ クリストファー・コロンブス 20コロネス金貨 1899年

概要 内容
発行国 コスタリカ
発行年 1899年
額面 20コロネス
直径 27mm
重量 15.56g
発行枚数 50,000枚
品位 900/1000金

クリストファー・コロンブスは、大航海時代の探検家であり、最初にアメリカ海域に到達した人物として有名です。

この地域をコロンブスはコスタ・デル・オロ(黄金の海岸)と名付け、その後、黄金を産出しないことがわかったことで、コスタ・リカ(豊かな海岸)に改められました。

表面にはコロンブスの左向き肖像、裏面にはコスタリカの国章が描かれています。

1897年、1899年、1900年にコロンブス金貨は発行されており、それぞれ20,000枚、25,000枚、5,000枚の枚数が発行されているようです。

発行年や状態によってコロンブス金貨の価値は異なりますが、コスタリカでも知名度の高い金貨であることから、落札価格が高いものでは数千ドルで落札されています

コスタリカ 独立記念日 4エスクード(1/2オンス)金貨 1850年

コスタリカ 独立記念日 4エスクード(1/2オンス)金貨 1850年 コスタリカ 独立記念日 4エスクード(1/2オンス)金貨 1850年

概要 内容
発行国 コスタリカ
発行年 1850年
額面 4エスクード
直径 29mm
重量 12.6g
発行枚数 17,838枚
品位 875/1000金

コスタリカは1821年に独立を果たしており、その後メキシコ帝国に吸収されているものの、コインにも描かれている1821年がコスタリカの独立記念の年という認識が強いです。

独立記念日の柱には「15 DE SETE DE1821(1821年9月15日)」と記載されており、弓矢を持つ女性が柱に寄りかかる様子が描かれています。

こちらの金貨は1850年~1858年にかけて流通しており、状態の良し悪しで価値が大きく変化します

コスタリカ 1エスクード金貨 1849~1857 年

コスタリカ 1エスクード金貨 1849~1857 年コスタリカ 1エスクード金貨 1849~1857 年

概要 内容
発行国 コスタリカ
発行年 1849~1857 年
額面 1エスクード
重量 3.375g
品位 875/1000金

コスタリカ共和国で発行されていた金貨でも古いアンティークコインがこちらの1エスクード金貨になります。

表面には山脈の上に円の中に描かれたライオン、裏面は1本の木の葉の部分に円の中に描かれたライオンがあるのが特徴的です。

これはカウンタースタンプと呼ばれ、この時期のコスタリカで流通する貨幣に付けられていました。

状態の良い金貨の流通が珍しく、状態の悪い金貨でも一定の価値が付けられている希少性の高いコインとなっています

コスタリカのおすすめ銀貨

コスタリカのおすすめ銀貨を紹介します。

  • コスタリカ アオウミガメ 50コロネス銀貨 1974年
  • コスタリカ マナティー 100コロネス銀貨 1974年
  • コスタリカ 国際児童年 100コロネス銀貨 1979年

それぞれ詳しく見ていきましょう。

コスタリカ アオウミガメ 50コロネス銀貨 1974年

コスタリカ アオウミガメ 50コロネス銀貨 1974年 コスタリカ アオウミガメ 50コロネス銀貨 1974年

概要 内容
発行国 コスタリカ
発行年 1974年
額面 50コロネス
直径 38.61mm
重量 28.28g
発行枚数 11,000枚
品位 925/1000銀

コスタリカで発行された生物保護シリーズの銀貨であり、アオウミガメがデザインされています。

アオウミガメは絶滅危惧種に指定されており、産卵のために砂浜に上陸する習性が広く知られています。

二匹のアオウミガメが泳ぐ様子と、その下には海草が描かれているデザインです。

人気の生物であることから一定の価値を有し、コスタリカの銀貨でも流通数の多い銀貨となっています

コスタリカ マナティー 100コロネス銀貨 1974年

コスタリカ マナティー 100コロネス銀貨 1974年 コスタリカ マナティー 100コロネス銀貨 1974年

概要 内容
発行国 コスタリカ
発行年 1974年
額面 100コロネス
直径 42mm
重量 35g
発行枚数 11,000枚
品位 925/1000銀

アオウミガメと同様にコスタリカの生物保護シリーズで発行されている海牛類に分類されるマナティーの銀貨です。

かつては絶滅危惧種に指定されていましたが、個体数が回復し、保護活動が報われた生物です。

大きな体を水中に浮かせるマナティーの様子と海草が描かれています。

アオウミガメと同様に日本でも一定の価値を有した上で流通が確認されています

コスタリカ 国際児童年 100コロネス銀貨 1979年

コスタリカ 国際児童年 100コロネス銀貨 1979年 コスタリカ 国際児童年 100コロネス銀貨 1979年

概要 内容
発行国 コスタリカ
発行年 1979年
額面 100コロネス
直径 42mm
重量 35g
発行枚数 14,500枚
品位 925/1000銀

1979年にユネスコが制定した国際児童年を記念して、コスタリカで発行された銀貨です。

巣の中にいる3羽の雛鳥が鳴いている様子が描かれています。

コスタリカは銀貨においては複数の種類の動物コインが発行されています

コスタリカのアンティークコインに関するよくある質問

コインライブラリー・プリンシパル

コスタリカのアンティークコインに関するよくある質問をまとめました。

  • コスタリカのアンティークコインはどこで購入できる?
  • コスタリカの金貨・銀貨を売るにはどうすればいい?

それぞれ詳しく解説します。

コスタリカのアンティークコインはどこで購入できる?

コスタリカのアンティークコインは、アンティークコインを専門に取り扱うコイン専門店で購入できます。

オークションサイトにも出品されていますが、出品者の信頼性やコインの真贋・相場を把握した上で慎重な取引が求められます。

アンティークコインの取引に慣れていない場合は、信頼できるコイン専門店を利用してアンティークコインを購入しましょう

コスタリカの金貨・銀貨を売るにはどうすればいい?

コスタリカの金貨・銀貨は、当サイト「コインライブラリー・プリンシパル」を通して売却可能です。

コスタリカに関わらず世界中のアンティークコインの買取を受け付けており、迅速な現金化ができます

詳しくはこちらのページからお問い合わせお願いします。

まとめ

コスタリカのアンティークコインは、コロンブス金貨を中心に一定の希少性があっても、まだ高騰していないコインが流通しています。

また、銀貨では海洋生物を中心にいくつかの動物コインが発行されており、気になる動物がいる方にもコスタリカはおすすめのコイン収集先です。

アンティークコインの購入方法はこちらの記事で紹介しています。

アンティークコインの購入方法は?人気のおすすめコインも紹介

この記事の著者

アンティークコイン ジャーナル編集部

英国王室シリーズから古代コインまで、幅広い年代のコインの紹介だけではなく、試鋳貨、造幣局による違い、彫刻家、リストライク、などアンティークコインの魅力や楽しめる知識をフラットに情報提供している。編集長は、英国王室コインと、動物コインシリーズが好き。

アンティークコイン ジャーナル編集部

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