サラ・ファーガソンは、ヨーク公爵アンドルー王子の元夫人であり、ヨーク公爵夫人セーラや、ファーギーという愛称で親しまれていました。
しかし、数々のスキャンダルによってアンドルー王子と離婚した上に王室との関係も悪化してしまいます。
この記事では、サラ・ファーガソンのコインを紹介し、スキャンダルから現在に至るまでの道のりを解説します。
サラ・ファーガソン(ヨーク公爵夫人セーラ)の生い立ちと歴史
父親 | ロナルド・ファーガソン |
母親 | スーザン・メアリー・ライト |
配偶者 | ヨーク公爵アンドルー王子(1986-1996) |
子供 | ベアトリス |
ユージェニー |
ロナルド・ファーガソン陸軍大佐とその妻スーザンの娘として生まれました。
サラ・ファーガソンの歴史を3つの章に分けて解説します。
- サラ・ファーガソンの誕生
- アンドルー王子との結婚とスキャンダルによる離婚
- ニューヨークに移りイギリス王室から自立
サラ・ファーガソンの誕生
1959年にサラ・ファーガソンは、ロナルド・ファーガソン陸軍大佐とロナルドの最初の妻であるスーザンの娘としてロンドンで生を受けました。
ロナルドは、初代リッチモンド公チャールズ・レノックスの子孫であり、ジョージ5世の3男グロスター公ヘンリーの夫人アリスとは従姉妹の関係にあります。
また、ダイアナ妃とも遠い親戚関係にあり、家系としてもイギリス王室に近しい存在でした。
サラはイングランドの南岸にあるハンプシャーの農場で育ち、結婚前は広告会社で勤務していました。
アンドルー王子との結婚とスキャンダルによる離婚
1986年に、ウェストミンスター寺院でアンドルー王子と結婚し、ベアトリスとユージェニーの二人の娘が生まれています。
しかし、1992年にセーラは複数の男性と交際していることがマスコミに報じられたことにより別居。
関係を修復することはできず1996年に離婚し、10年間の結婚生活は終わりを迎えます。
離婚後も2010年に、サラがアンルー王子に会わせることを条件に多額の紹介料を要求するビジネスをしていたことが報じられ、王室との関係もスキャンダルによって悪化することとなりました。
ニューヨークに移りイギリス王室から自立
サラ・ファーガソンは、現在はアメリカのニューヨークに移り、経済的に自立しています。
自らの行動で王室との関係が悪化してしまったことに関しては反省の意を示しており、王室を離れてからは児童福祉のボランティア活動に励んでいるようです。
王室から離れても娘であるベアトリスとユージェニーのことを大切に思っており、ユージェニーの結婚式についても直接的な支援をしていることが明らかにされています。
イギリス王室との関係修復は難しいかもしれませんが、自身の行いを反省して行動する姿にファンが付いているのは事実です。
サラ・ファーガソンのおすすめの記念コイン
サラ・ファーガソンは、アンドルー王子と離婚してすでに王室を去ってしまった人物です。
王室との関係も悪化している現在の時点では、イギリス王室からコインが新たに発行されることは考えにくいです。
しかし、すでに発行されている記念コインが存在しますので紹介します。
アンドルー王子とセーラ・ファーガソン嬢の結婚式 記念メダル 1986年
発行国 | イギリス |
発行年 | 1986年 |
額面 | - |
グレード | - |
直径 | 38mm |
重量 | 28.55g |
品位 | - |
発行枚数 | 不明 |
状態 | - |
アンドルー王子との結婚を記念に発行されたニッケル製の記念メダルです。
表面には、アンドルー王子とサラ・ファーガソンが並んだ肖像が描かれています。
サラ・ファーガソンのアンティークコインでよくある質問
サラ・ファーガソンのアンティークコインでよくある質問をまとめました。
- サラ・ファーガソンの記念コインを購入するには?
- サラ・ファーガソンのコインを買取できる場所は?
それぞれ詳しく解説します。
サラ・ファーガソンの記念コインを購入するには?
サラ・ファーガソンの記念コインは、日本では現在の時点で広く流通していません。
そのため、信頼できる業者から入荷を待つのがよいでしょう。
コインを購入できる業者には、古物商許可証を取得し、適正な価格でコインを提供する「コインライブラリー・プリンシパル」があります。
サラ・ファーガソンのコインを買取できる場所は?
サラ・ファーガソンのコインの買取を希望する場合はも信頼できる業者に任せるのがよいでしょう。
当サイトではコインの鑑定・買取も実施しています。
コインの出品もできますので、興味がある方はお問い合わせフォームにてお申し付けください。
まとめ
サラ・ファーガソンのコインを紹介しました。
過去のスキャンダルから悪い印象もついて回りますが、娘思いであることや、チャリティー活動に積極的に取り組む姿から最近では印象が好転してきています。
現在でもメディアで取り上げられることも多いので、今後の動向についても注目したいところです。