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公開日 2026.1.15更新日 2026.1.15

金価格はなぜ下落する? 暴落したタイミングと今後の値下がりの可能性を解説

安全資産として知られる金ですが、価格が常に上がり続けるわけではありません。

実際には、経済状況や金融政策の変化によって、金価格が下落する局面も何度も発生しています。

景気の回復局面や金利の上昇、投資家の資金移動など、さまざまな要因によって大きく変動しています。

過去に起きた金価格の暴落のタイミングや、その背景を理解することで、今後どのような場面で値下がりが起こりやすいのかを考えやすくなるでしょう。

この記事では、金価格が下落する理由を整理し、過去の暴落事例をもとに、今後の値下がりの可能性についてわかりやすく解説します。

この記事のポイント

・金価格が下落する理由と暴落の事例を紹介
・今後、金価格が下落する可能性について解説

金価格が下落する理由

金価格が下落する理由はさまざまありますが、大きく分けて以下の原因が考えられます。

  • インフレ懸念の後退
  • 地政学リスクの低下
  • 中央銀行や大口投資家の売却
  • 需給の構造の変化
  • 金利の上昇
  • ドル高の進行
  • 原油価格との相関
  • 投資家心理の変化

それぞれ詳しく見ていきましょう。

インフレ懸念の後退

金は、物価が上がり続けるインフレ局面において、現金の価値が目減りするリスクを避ける手段として買われやすい資産です。

そのため、インフレ率が高まると、実物資産である金の需要が増え、価格が上昇しやすくなります。

一方で、景気の落ち着きや金融引き締めなどによってインフレが抑えられる見通しが強まると、金を保有する必要性は相対的に低下します。

物価上昇が落ち着けば、現金や債券の実質的な価値が保たれやすくなるため、投資家は金以外の資産へ資金を移しやすくなるのです。

インフレ懸念が後退する局面では、安全資産としての金の役割が弱まり、金価格の下落につながることが多いといえるでしょう。

金とインフレの関係はこちらの記事で紹介しています。

金がインフレに強いのはなぜ? 現金や証券とは別の資産を保有したい理由

地政学リスクの低下

金は、戦争や紛争、国際情勢の緊張が高まった時に、安全資産として買われやすい特徴があります。

先行きが見えにくい状況では、株式や通貨よりも価値が保たれやすいと考えられ、金への需要が一時的に増える傾向があります。

しかし、紛争の沈静化や外交関係の改善などにより、地政学リスクが低下すると、市場の不安心理は徐々に和らぐでしょう。

将来への警戒感が薄れることで、投資家はリスクを取った運用をしやすくなり、株式などへ資金を移す動きが強まります。

その結果、安全資産である金は売られやすくなり、価格が下落しやすくなるでしょう。

国際情勢が落ち着き、地政学リスクが低下すると、市場全体の安心感が高まり、金の需要が減少することで価格下落につながる可能性があります。

金が安全資産として買われ、有事の金といわれる理由を以下の記事で紹介しています。

有事の金とは? なぜ金が安全資産として買われるのか理由を徹底解説!

中央銀行や大口投資家の売却

金は各国の中央銀行や機関投資家によって大量に保有されており、こうした主体の売買動向は市場に大きな影響を与えます。

特に、まとまった量の金が売却されると、需給バランスが一気に崩れ、価格が下落しやすくなります。

中央銀行が金を売却する背景には、外貨準備の構成を見直す動きがあります。

景気が安定し、通貨や国債への信頼が高まると、金を保有する必要性が下がり、保有比率を引き下げる判断がおこなわれることがあります。

また、為替市場の安定や財政上の理由から、資金確保を目的に金を売却するケースも考えられるでしょう。

大口投資家の場合も同様に、市場環境の変化を受けて金から資金を引き揚げることがあります。

株式市場の上昇や利回りのよい金融商品が増えると、金の優先度は下がり、利益確定や資産配分の調整として売却がおこなわれます。

大口投資家の売却は市場参加者に影響を与え、追随する売りを誘発することも少なくありません。

このように、中央銀行や大口投資家による売却が重なると、短期間で供給が増え、金価格は下落しやすくなります。

金市場を考えるうえでは、こうした大口の動きにも注意が必要です。

需給の構造の変化

金の価格は、株式と同じように需要と供給のバランスによって決まります。

そのため、需要が減ったり、供給が増えたりすると、金価格には下落圧力がかかるでしょう。

例えば、投資目的で金を買っていた人が減少すると、市場での買い需要は弱まります。

宝飾需要や工業需要などの実需的な需要が大きく減少する場合も同様です。

その結果、需給のバランスが崩れ、価格が下がることがあります。

一方で、供給面の変化も無視できません。

金価格が高い水準で推移していた時期には、鉱山会社が生産量を増やしたり、個人が保有していた金を売却したりする動きが広がります。

こうして市場に出回る金の量が増えると、供給過多となり、価格が下がりやすくなります。

このように、需要の変化と供給量の増減によって需給の構造が変わると、金価格は上昇だけでなく下落する局面も生まれます。

金利の上昇

金は現物資産であり、保有していても利息や配当を生みません。

そのため、金利が低い環境では利息が付かないという弱点が目立ちにくく、安全資産として選ばれやすくなります。

しかし、金利が上昇すると状況は大きく変わるでしょう。

中央銀行が利上げをおこなうと、預金や国債などの安全性が高い金融商品でも、一定の利息収入を得られるようになります。

投資家は金を保有し続けるよりも、利息を得られる資産へ資金を移したほうが有利だと判断しやすくなるでしょう。

この資金移動が進むことで、金は売られやすくなり、価格が下落する圧力が強まります。

また、金利の上昇は実質金利の上昇につながる点も重要です。

実質金利とは、名目金利からインフレ率を差し引いたものを指します。

実質金利がプラスで高くなる局面では、現金や債券の価値が目減りしにくくなり、インフレ対策として金を持つ必要性が低下します。

その結果、金への需要が弱まりやすいでしょう。

金利が上昇する局面では、利息を生まない金の相対的な魅力が低下し、資金の流れが変わることで、金価格は下落しやすくなります。

ドル高の進行

国際的な金の取引は、主に米ドル建てでおこなわれています。

そのため、ドルの価値が上がると、ドル以外の通貨で金を購入する際の負担が大きくなります。

結果として、海外投資家の金需要が弱まり、金価格が下がりやすくなるでしょう。

アメリカ経済が好調で金利が上昇すると、ドルの魅力は高まります。

利回りの期待できるドル資産に資金が集まりやすくなり、相対的に金への投資意欲は低下するでしょう。

特に、為替の変動を重視する投資家にとっては、ドル高局面で金を保有するメリットが小さく感じられることが多いです。

ドル高の進行は金の割高感を生みやすく、投資資金の流れを変えることで、金価格の下落につながる可能性があるでしょう。

原油価格との相関

原油価格との相関も、金価格が下落する理由として押さえておきたいポイントです。

金と原油は、ともにコモディティとして扱われており、インフレや景気動向との関係性から、一定の相関を持つと考えられています。

特に原油価格は、エネルギーコストや物価全体に大きな影響を与えるため、金価格の動きを考えるうえでも重要な指標です。

一般的に、原油価格が上昇すると、エネルギー価格の上昇を通じてインフレ懸念が強まりやすくなります。

このような局面では、インフレに強い資産とされる金が買われ、価格が上がりやすくなるでしょう。

一方で、原油価格が下落すると、物価上昇圧力が弱まり、インフレ懸念が後退します。

その結果、金を保有する必要性が低下し、金価格が下落する要因となります。

原油価格との関係は間接的であっても、金市場に影響を与える重要な要素です。

投資家心理の変化

金は、不安や恐怖が強まる局面で買われやすい資産であり、景気後退や金融不安、国際情勢の緊張が意識されると需要が高まりやすくなります。

そのため、市場全体が慎重な雰囲気に包まれている時は、金価格が上昇しやすい傾向があります。

ただし、短期的な値動きを重視する投資家が増えると、金価格が下がり始めたタイミングで売りが売りを呼ぶ展開になることもあります。

金市場全体の雰囲気が弱気に傾くと、実際の需給以上に価格が下押しされるケースも少なくありません。

最高値を更新したタイミングなど、価格が上がり過ぎていると感じている人が増えると、一時的な調整圧力が高まることもあります。

金価格が暴落したタイミング

これまでの金の価格推移は以下のとおりであり、長期的に右肩上がりに上昇しているものの、暴落したタイミングや低迷した期間があることがわかります。

画像引用:https://gold.mmc.co.jp/market/gold-price/

金価格が暴落したタイミングを以下にまとめました。

年代 内容
1980年前後 米ソ冷戦の緊張緩和と高金利政策
2013年 アメリカ経済回復によるFRBの量的緩和縮小観測で急落
2020年 コロナ後の景気正常化と金融引き締め観測による調整

それぞれ詳しく見ていきましょう。

【1980年前後】米ソ冷戦の緊張緩和と高金利政策

1980年前後の金価格は、歴史的な高値をつけた後に大きく下落した局面として知られています。

1970年代後半は、世界的なインフレ懸念と米ソ冷戦の緊張によって、投資家が安全資産として金を積極的に買い進めた時期でした。

その結果、1979年から1980年初めにかけて金価格は急騰し、1トロイオンスで850ドル前後という当時としては史上最高値を記録しました。

これは、地政学的リスクの高まりやインフレへのヘッジ需要が強まったことが大きな要因でした。

しかし、1980年前後の相場はその後一転して下落トレンドへと向かいます。

まず、米ソ冷戦の緊張緩和が進み、不安心理が徐々に和らいだことが影響しました。

この緊張緩和は、国際情勢の不確実性が減り、安全資産としての金の魅力が低下する方向に働きました。

さらに、当時の米連邦準備制度理事会(FRB)は高インフレ対策として政策金利を大幅に引き上げ、高金利政策を実施しました。

金利の上昇は、利息を生まない金にとって機会コストを高める要因となり、金の保有魅力を低下させました。

ドル高が進行したことも金価格を押し下げる圧力となります。

これらの要素が重なった結果、1980年代を通じて金価格は長期的に低迷し、1990年代には史上高値から大きく下落した水準で推移する時期が続きました。

1980年前後の金価格下落は、地政学的リスクの後退と高金利政策、ドル高の進行といった複数の要因が同時に作用した歴史的な局面として理解できます。

【2013年】アメリカ経済回復によるFRBの量的緩和縮小観測で急落

2013年は、金価格が大きく下落した歴史的な年として知られています。

その中心にあったのが、アメリカ経済の回復を受けた量的緩和縮小(テーパリング)観測です。

2008年のリーマン・ショック以降、米連邦準備制度理事会(FRB)は大量の国債や債券を買い入れる量的緩和(QE)を実施し、市場に大量の資金を供給して景気を支えてきました。

金融緩和策は、金利を低く保ち、インフレ懸念を高めることで金価格を押し上げる要因となっていました。

しかし、2013年に入ると、米国経済の回復や雇用改善を背景に、FRBがいつQEを縮小するかに市場の注目が集まりました。

テーパリング観測による市場の動揺が発生し、FRBの資産購入縮小観測が強まるとともに金価格が急落しました。

実際に金価格は4月から6月にかけて大きく下落し、ドル建てで30%近い下落率を記録した時期もありました。

量的緩和縮小による流動性の低下と、投資家が金から他のリスク資産へ資金を移したことが要因です。

この下落局面では、投資家心理にも大きな影響が出ました。量的緩和縮小の可能性が強まると、金への投資需要が減少し、代わりに株式市場や高利回り資産へ資金が流入しました。

投機筋の売りが加速し、ETFからの資金流出も進んだことで、価格下落の勢いが強まりました。

こうした市場環境は、金が安全資産としての機能を一時的に失わせ、値崩れの要因となったのです。

このように、2013年の金価格急落はFRBの量的緩和縮小観測に端を発するものであり、金融政策の変化が金市場に与える影響の大きさを示した典型的なケースになります。

【2020年】コロナ後の景気正常化と金融引き締め観測による調整

2020年の金価格は、新型コロナウイルスによる混乱が市場に広がったことで年初に急騰しましたが、その後の景気正常化期待や金融政策の転換観測が影響し、一部で調整局面に入った時期もありました。

まず、パンデミックが世界中で経済活動を停滞させ、株式市場が急落した3月には、安全資産としての金が初期段階で売られる場面が見られました。

急激な資金需要から手持ち資産の換金が進み、金価格は一時的に下落しました。

しかし、その後は世界各国の中央銀行による大規模な金融緩和や財政支援策を背景に需要が強まり、8月には1トロイオンス約2,000ドルの史上最高水準に到達しました。

これは金融緩和やドル安、リスク回避の動きが重なった結果です。

しかし、パンデミック後の景気正常化への期待が高まると、金市場にも価格調整の動きが表れました。

ワクチン開発進展や世界各地で経済活動が再開されるにつれて、投資家のリスク志向が改善し、株式や債券といったリスク資産への資金シフトが進みました。

また、コロナショック初期の過度なリスク回避が収束するにつれて、金融引き締め観測が浮上し、金に対する安全資産需要が弱まったことも価格調整の背景にあります。

これらの動きが、2020年後半から2021年初めにかけて金価格の一時的な下落を招きました。

金価格が一度急騰した後に調整が入ったのは、世界経済の先行きに関する見方が変化したことが原因と考えられるでしょう。

しかし、コロナ以降の金価格は一時的な調整が入ることはあっても、歴史的な高値の更新が続いており、長期的に大きく上昇していると考えられます。

金価格は今後下落する可能性はある?

金は歴史的に安全資産として評価され、世界経済の不透明感やインフレへの警戒が強まる局面では強い需要を持ちます。

しかし、短期的な調整局面や価格の変動により下落する可能性はあるでしょう。

金価格の今後を考えるうえで注視したいことを詳しく解説します。

短期的に下がる可能性はある

短期的に見ると、金価格が一時的に大きく下落する可能性はあります。

金は安全資産とされながらも、金融政策や経済環境の変化をきっかけに急落した経験があります。

これらの局面では、金そのものの価値が失われたわけではなく、市場環境の変化によって短期的な売りが集中したことが主な原因でした。

金価格は長期的に安定した資産である一方、短期では暴落を含む下落が起こりうる資産であることを理解しておく必要があります。

ドル建てと日本円には下落幅に差がある

金価格は世界的にドル建てで取引されるため、ドルの強さや弱さが直接的な影響を与えます。

一方で日本円で見た場合は、為替レートの影響が大きくなります。

例えば、ドル建ての金価格が横ばいでも、円高が進行すれば円換算の金価格は下落します。

反対に円安が進むと、同じドル価格でも円換算価格は上昇します。

つまり、ドル建て価格の動きと円建て価格の動きは必ずしも一致しません。

このため、短期的な下落トレンドがドル建てで発生しても、為替要因によって円建て価格が異なる動きをすることは珍しくありません。

為替市場の動きを考慮すると、同じ金市場の変動でも投資家が受ける印象が異なることがあるため注意が必要です。

長期的には今後も上昇すると予測される

長期的な視点では、多くの専門機関や市場予測で金価格の上昇が予測されています。

金は需給面での制約もあり、供給が急増しにくい資産であることが長期的な価格の下支えになっているからです。

供給が安定的である一方で、世界の投資需要や安全資産ニーズが背景にある限り、長期的な上昇余地が残されていると見られています。

短期的には景気動向や金融政策、為替の変化によって価格が調整される局面は想定されるでしょう。

しかし、長期的な需給構造や安全資産としての価値を背景に、金価格は中長期で底堅い推移が予測されます。

金価格の動向に左右されずに金を保有できるアンティークコイン投資

金価格は短期的に見ると、金利や為替、金融政策などの影響を受けて大きく変動することがあります。

金投資よりも長期的に安定した値動きを期待できる投資方法として注目されているのがアンティークコイン投資です。

アンティークコインは、素材としての金の価値に加えて、歴史的背景や希少性といった要素が評価されるため、金価格が一時的に下落しても価値が保たれやすい特徴があります。

金の価値だけでなくコインの希少性が加味される

一般的な金地金の場合、価格は金の含有量と市場の金価格によってほぼ決まります。

一方で、アンティークコインは、発行枚数の少なさや保存状態、歴史的な価値、人気のデザインなどが評価に加わります。

そのため、同じ重量・純度の金であっても、コインによって価格に大きな差が生まれます。

例えば、発行枚数が限られている人気の高いコインは、世界中のコレクターから安定した需要があります。

金価格が下落する局面でも、希少性の高いアンティークコインは欲しい人が多いのに数が増えない状態が続くため、価格が大きく崩れることはありません。

金とは異なり右肩上がりに推移している

過去の長期的な価格推移を見ると、金価格は上昇と下落を繰り返しながら推移してきました。

大きな調整局面を経験したこともあり、短期的には大きく値下がりする可能性がある資産だといえます。

一方で、アンティークコインは、金価格よりも右肩上がりに安定して推移している資産です。

アンティークコイン投資 株式 不動産

画像引用:Stanley Gibbons

上記のグラフにある、イギリスの希少価値の高いアンティークコイン200種類を指数化した「GB200 Rare Coin Index」と「Gold」を比較します。

「Gold」と比較して「GB200 Rare Coin Index」は右肩上がりに安定して上昇していることがわかるでしょう。

新たに発行されることがないアンティークコインは、時間が経つほど市場に出回る数が減少します。

紛失や個人コレクションへの長期保有によって流通量が減るため、希少性は年々高まっていきます。

需要が増える一方で供給が増えないため、結果として価格が安定的に上昇しやすい構造です。

アンティークコインは金融市場の急変時にも比較的落ち着いた値動きをする傾向があります。

株式や為替が大きく動く局面でも、長期保有を前提とするコレクターが多いため、投げ売りが起こりにくいです。

アンティークコイン投資は、金そのものの価値を持ちながら、希少性や歴史的価値によって価格が支えられる投資方法です。

金価格の変動リスクを抑えつつ、長期的な資産形成を目指したい人にとって、有力な選択肢の一つといえるでしょう。

アンティークコイン投資については以下の記事をチェックしてください。

アンティークコイン投資入門 グレード・希少性・人気などの選び方を解説

金価格の下落に関するよくある質問

コインライブラリー・プリンシパル

金価格の下落に関するよくある質問を以下にまとめました。

  • 金価格が下落しやすいのはどのようなタイミングですか?
  • 金価格の下落が不安な場合におすすめの投資方法は?

それぞれ詳しく見ていきましょう。

金価格が下落しやすいのはどのようなタイミングですか?

金価格が下落しやすいのは、インフレ懸念が後退した時や金利が上昇する局面です。

景気が回復し、中央銀行が金融引き締めをおこなうと、利息を得られる預金や債券の魅力が高まり、利息を生まない金は売られやすくなります。

また、地政学リスクが低下し、市場全体の不安が和らぐと、安全資産としての金の需要が弱まることもあります。

こうした要因が重なると、一時的に金価格が下落する可能性が高まります。

金価格の下落が不安な場合におすすめの投資方法は?

金価格の短期的な下落リスクが気になる場合は、アンティークコイン投資という選択肢があります。

アンティークコインは、金の素材価値に加えて、発行枚数の少なさや歴史的背景、コレクター需要といった希少性が評価されます。

そのため、金価格が一時的に下落しても、コインとしての価値が保たれやすい特徴があります。

金価格の動向に左右されにくく、長期的な資産形成を目指したい人にとって、投資方法の一つとして検討する価値があるでしょう。

アンティークコイン投資は、当サイト「コインライブラリー・プリンシパル」に相談すると資産全体のトータルアドバイスができるため、始めやすいです。

まとめ

金は安全資産として長く支持されてきましたが、価格が常に上昇し続けるわけではありません。

実際には、インフレ懸念の後退や地政学リスクの低下、金利の上昇、ドル高の進行など、さまざまな要因によって下落する局面を何度も経験しています。

金価格の下落要因や過去の暴落事例を理解することで、今後どのような場面で価格が動きやすいのかを冷静に判断しやすくなります。

短期的な値動きに振り回されず、長期的な目線で金やアンティークコインなどの関連資産を保有することが、安定した資産形成につながるでしょう。

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この記事の著者

アンティークコイン ジャーナル編集部

英国王室シリーズから古代コインまで、幅広い年代のコインの紹介だけではなく、試鋳貨、造幣局による違い、彫刻家、リストライク、などアンティークコインの魅力や楽しめる知識をフラットに情報提供している。編集長は、英国王室コインと、動物コインシリーズが好き。

アンティークコイン ジャーナル編集部

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