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公開日 2022.1.14更新日 2022.4.9

アン王女の金貨や記念コインを2種類紹介! 結婚相手についても解説

アン王女は、女王エリザベス2世を母に持ち、王位継承権第一位であるチャールズ皇太子の妹です。

馬術はオリンピックに出場するほどの実力の持ち主で、元オリンピアンの王族という珍しい経歴を持ちます。

アン王女は2度の結婚を経験しており、1人目がマーク・フィリップスで、2人目は自身のボディガードでもあったティモシー・ローレンスです。

この記事ではアン王女の金貨や記念コインについて紹介し、アン王女の生い立ちと功績に加えて2人の結婚相手についても解説します。

アン王女の生い立ちと歴史

アン王女

画像引用:https://www.royal.uk/the-princess-royal

それでは、アン王女の生い立ちと歴史を見ていきましょう。

母親 エリザベス2世
父親 エディンバラ公爵フィリップ
王朝 ウィンザー朝
家名 ウィンザー家
配偶者 マーク・フィリップス(1973-1992)
ティモシー・ローレンス(1992-)
子供 ピーター
ザラ

アン王女は、エリザベス2世とエディンバラ公爵フィリップの間に生まれます。

兄はチャールズ皇太子であり、弟にはアンドルーとエドワードがおり、2022年時点の王位継承権順位は17位です。

アン王女の歴史を5つの章に分けて解説します。

  • アン王女の誕生
  • ヨーロッパ馬術選手権大会で優勝
  • マーク・フィリップスとの結婚
  • 離婚からティモシー・ローレンスとの再婚
  • スポーツ振興をはじめとする公務に熱心な王女

アン王女の誕生

1950年に、ロンドンのクラレンス・ハウスで、エディンバラ公爵フィリップと当時は公爵夫人であったエリザベス王女の間に長女として生を受けます。

すでに、母であるエリザベス王女が女王になることが確実であったため、アン王女は生まれながら「アン・オブ・エディンバラ王女殿下」という殿下と呼ばれる称号が与えられました。

その2年後である1952年にジョージ6世が崩御し、女王エリザベス2世が誕生することとなります。

幼少期は、バッキンガム宮殿で過ごし、ケント州の寄宿学校であったベネンデン・スクールで学びました。

ヨーロッパ馬術選手権大会で優勝

アン王女 馬

画像引用:https://www.royal.uk/princess-royal-and-olympics

アン王女の母であるエリザベス2世は競馬好きとして知られており、現在のイギリスにおける競馬組織の基盤を作り出した功績もあります。

エリザベス2世は馬を愛しており、90代になっても乗馬をたしなむほどです。

母の影響からアン王女も乗馬が得意であり、21歳でヨーロッパ馬術選手権大会の個人の部で優勝するほどの実力を持っています

1976年には、モントリオール・オリンピックにイギリス代表として出場した経験もあり、イギリス王室の中でも最高峰の実績を残しました。

乗馬で鍛えた綺麗な姿勢と王族の気品から、さまざまなファッションを着こなすことでも知られており、ファッション業界においても多くの人の心を掴みました。

マーク・フィリップスとの結婚

アン王女は1970年にアンドリュー・パーカー・ボウルズと交際していたといわれていますが、長く続くことはありませんでした。

アンドリューは、チャールズ皇太子の現在の妻であるカミラ夫人と結婚しますが、離婚することとなります。

1973年に、マーク・フィリップス少尉とウエストミンスター寺院で結婚しました。

2人の間には、1977年にピーター、1981年にザラが生まれています。

フィリップス少尉は、子供たちを普通の家庭と同じように育てるために、王族と結婚したのにも関わらず叙爵を辞退しました

離婚からティモシー・ローレンスとの再婚

しかし、マーク・フィリップス少尉との結婚生活は長くは続きませんでした。

1989年に別居を発表したアン王女夫妻は、1992年4月に正式に離婚することとなります。

原因はフィリップスの数々の浮気にあり、さまざまな噂が飛び交っていたようです。

アン王女も自分のボディガードであったティモシー・ローレンス海軍中佐との噂がたえない中、離婚した同年の12月に、アン王女はローレンスと再婚しました。

結婚式はイングランド国教会ではなく、再婚に寛容的な態度を持っているスコットランド教会で行われています。

ローレンスとの結婚生活は非常に良好なものであったといわれており、2017年には結婚25周年を祝うほどよい夫婦関係を築いているようです

スポーツ振興をはじめとする公務に熱心な王女

アン王女 オリンピック

画像引用:https://www.royal.uk/the-princess-royal

アン王女は、自身も馬術を通してオリンピックに参加した経験から、イギリスオリンピック委員会の総裁を務めています。

ラグビースコットランド代表のパトロンとしても知られており、2019年に来日した際もラグビーワールドカップの試合を観戦しました。

アン王女は王族らしい気品にあふれ堂々とした振る舞いをしているため、イギリス国内にとどまらず世界中にファンが存在します。

1年の延期と制限された状況の中で2021年に開催された東京オリンピックにおいても、選手を激励するためにメッセージを残しました。

王族としてだけでなく元オリンピアンの立場から選手を励まし応援する姿は、参加する選手の心に響いたことでしょう。

イギリス王室におけるアン王女の功績は大きく、ロイヤル・ヴィクトリア勲章、ガーター勲章、シッスル勲章の3つの勲章が授与されています

アン王女の2種類の記念コイン

それでは、アン王女の2種類の記念コインを紹介します。

  • アン王女 ゴールドプルーフコイン 250ドル金貨 1979年
  • チャールズ皇太子とアン王女の王室訪問 記念メダル 1970年

それぞれ詳しく見ていきましょう。

アン王女 ゴールドプルーフコイン 250ドル金貨 1979年

発行国 バハマ
発行年 1979年
額面 250ドル
グレード 不明
直径 26mm
重量 10.58g
品位 不明
発行枚数 不明
状態 不明

イギリス連保の加盟国であるバハマから発行されたアン王女の250ドル金貨です。

表面にはアン王女の肖像、裏面にはバハマの議会制定250周年を記念した盾と動物が描かれています。

チャールズ皇太子とアン王女の王室訪問 記念メダル 1970年

発行国 オーストラリア
発行年 1970年
額面
グレード 不明
直径 38mm
重量 48.143g
品位 不明
発行枚数 不明
状態 不明

チャールズ皇太子とアン王女の訪問を記念してオーストラリアで作られた金メダルです。

表面には左向きに2人の顔が並んだ肖像画描かれ、裏面にはオーストラリア大陸が描かれています。

アン王女のアンティークコインでよくある質問

最後にアン王女を含むイギリス王室のアンティークコインを購入・売却する上でよくある質問をまとめました。

  • アン王女の金貨はどこで購入するのがおすすめ?
  • 希少性が高いイギリス王室系の金貨の買取はどこでできる?

それぞれ詳しく解説します。

アン王女の金貨はどこで購入するのがおすすめ?

アン王女のコインを購入するなら、信頼できる業者と取引することをおすすめします。

コインライブラリー・プリンシパル」では、全ての取扱商品に対して真贋保証と適正価格でのご提供を保証させていただいております。

アン王女の金貨も含めたイギリス王室系のコインを取り扱っていきますので、定期的にチェックするようにしましょう

希少性が高いイギリス王室系の金貨の買取はどこでできる?

イギリス王室系の金貨や記念コインは希少価値が高いものも多いので、できる限り高値で買取したいところです。

コインの鑑定・買取も「コインライブラリー・プリンシパル」で受け付けています。

コインを当サイトに出品することもできるので、興味のある方はお問い合わせフォームからご相談ください。

まとめ

アン王女の生い立ちと歴史について解説しました。

その功績から国民だけでなく世界中にファンがいるアン王女の限定コインは高い価値を持っています。

アン王女に限らずイギリス王室シリーズのコインを収集するなら、信頼できる業者の情報を常日頃から確認し続けることが重要です。

アン王女のコインを購入・売却する

この記事の著者

アンティークコイン ジャーナル編集部

英国王室シリーズから古代コインまで、幅広い年代のコインの紹介だけではなく、試鋳貨、造幣局による違い、彫刻家、リストライク、などアンティークコインの魅力や楽しめる知識をフラットに情報提供している。編集長は、英国王室コインと、動物コインシリーズが好き。

アンティークコイン ジャーナル編集部

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