フランスのアンティークコインは、英雄ナポレオンとその一族の金貨・銀貨が人気であり、需要が高く希少性の高いコインが多く存在します。
フランスのアンティークコインは基本的にフランですが、ブルボン朝時代はルイドール、エキュー、モダンコインではユーロで発行されており、貨幣単位の種類が豊富です。
この記事ではフランスのアンティークコインの歴史について紹介し、人気コインを含めた15種類のアンティークコインを紹介します。
フランス コインの歴史について
ヴェルサイユ宮殿
それでは、フランスのアンティークコインの歴史について下記の流れで紹介していきます。
- フランス コインのはじまり
- フランス コインの種類
- フランス コインを彩る代表的な人物たち
フランス コインのはじまり
フランスの成り立ちは、843年にカロリング朝フランク王国が分裂した西フランクという国が現在のフランスのベースとなった国になります。
中世から現代までのフランスの歴史を簡単にまとめました。
中世 | |
カロリング朝 | 751年~987年 |
カペー朝 | 987年~1328年 |
ヴァロワ朝 | 1328年~1498年 |
近世 | |
ヴァロワ=オルレアン朝 | 1498年~1515年 |
ヴァロワ=アングレーム朝 | 1515年~1515年 |
ブルボン朝 | 1589年~1792年 |
近代 | |
ナポレオン第一帝政 | 1804年~1815年 |
復古王政 | 1815年~1830年 |
七月王政 | 1830年~1848年 |
第二共和政 | 1848年~1852年 |
ナポレオン第二帝政 | 1852年~1870年 |
第三共和政 | 1870年~1940年 |
現代 | |
第二次大戦による占領期間 | 1940年~1946年 |
第四共和政 | 1946年~1958年 |
第五共和政 | 1958年~ |
フランスのアンティークコインの始まりを定義するならカロリング朝の西フランクが誕生してから発行されたコインということになります。
ただし、市場に多く流通しているフランスのアンティークコインという意味では、ブルボン朝のコインが最も歴史が古く人気が高いです。
よって、フランスのアンティークコインを年代別に紹介する際はブルボン朝のコインから紹介するのが一般的になります。
フランス コインの種類
フランスの昔ながらの通貨であったフランは廃止され、現在ではユーロが使用されているのはご存知ではないかと思います。
1992年に締結したマーストリヒト条約により、フランの廃止とユーロの導入が決定され、通貨としてのフランは終了しています。
しかし、かつてフランスで発行された希少価値の高いフラン硬貨はアンティークコインとして収集の対象となっているのです。
また、フランは十進法で1フラン=10ドゥシーム=100サンチームと定められていました。
これまでに流通していたフラン硬貨は下記の通りです。
- 1サンチーム
- 5サンチーム
- 10サンチーム
- 20サンチーム
- 1/2フラン
- 1フラン
- 2フラン
- 5フラン
- 10フラン
- 20フラン
- 100フラン
基本的に額面が高いほど硬貨の質もよく、特に100フラン硬貨はほとんど発行されなかったため希少価値が高くなります。
また、ルイ13世の時代ではフランが歴史上で一度廃止され、銀貨エキュと金貨ルイドールを国王が定めた通貨として流通させていましたが、実際にはフランはトゥールポンドとして流通しさまざまな硬貨が混在していた時代でした。
フランス コインを彩る代表的な人物たち
「フランスを代表する人物といえば誰ですか?」と尋ねたとき、英雄ナポレオンの名前を出す人は多くいることでしょう。
ナポレオンはアンティークコインの世界でも人気のある人物であり、ナポレオンとその一族のコインは収集家の間でも広く知られているテーマとなっています。
フランスのアンティークコインで多く取引されている代表的な人物を下記にまとめました。
時代 | 人物名 |
ブルボン朝 | ルイ13世 |
ブルボン朝 | ルイ14世 |
ブルボン朝 | ルイ15世 |
ブルボン朝 | ルイ16世 |
ナポレオン第一帝政 | ナポレオン1世 |
復古王政(ブルボン朝) | ルイ18世 |
復古王政(ブルボン朝) | シャルル10世 |
七月王政 | ルイ・フィリップ1世 |
ナポレオン第二帝政 | ナポレオン3世 |
フランスのアンティークコインを大きく分ければ、ブルボン朝の国王ルイによって発行されたコインとナポレオンの帝政下で発行されたコイン、そして、共和政の時代に発行されたコインの3種類に分類できます。
アンティークコインを集めるなら興味のある国から好きな人物を決めて集めるのもいいかもしれません。
フランス王ルイのコインとナポレオン一族のコインについて詳しく知りたい方は下記の記事もチェックしてください。
ナポレオン一族の金貨を含めたおすすめアンティークコイン8選!
フランス コイン3選 100フラン金貨
それでは、フランスコインの中でも希少価値が高い100フラン金貨を3つ紹介します。
- ナポレオン3世 100フラン金貨 1859年
- 第三共和国 100フラン金貨 ウイングヘッド 1935年
- 第三共和国 エンジェル 100フラン金貨 1905年
ナポレオン3世 100フラン金貨 1859年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1859年 |
額面 | 100フラン |
グレード | EF |
直径 | 35mm |
重量 | - |
品位 | - |
発行枚数 | 14,710枚 |
状態 | 美品 |
ナポレオン3世はフランスのナポレオン第二帝政の際に皇帝となった人物であり、ナポレオン1世の甥にあたります。
ナポレオン1世とは異なり武勲に優れていたわけではありませんが、フランスの産業革命を完成させ、近代化に大きく貢献した皇帝です。
表面にナポレオン3世の肖像、裏面はボナパルト家の紋章が描かれており、デザインはパリ造幣局長のアルバート・バレーが手掛けたものです。
美品ではありますが、未使用の通貨ではなく流通の痕跡があるものの、摩耗が少ないことから希少価値が高いため資産防衛にも適しています。
第三共和国 100フラン金貨 ウイングヘッド 1935年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1935年 |
額面 | 100フラン |
グレード | MS64 |
直径 | 22mm |
重量 | - |
品位 | - |
発行枚数 | 6,102,000枚 |
状態 | Proof like UNC |
フランスの第三共和政下で発行された自由を象徴にした100フラン金貨がこちらになります。
羽根飾りを付けた自由を象徴するフリジア帽(ウィングヘッド)を被った女神が描かれているのが特徴であり、フランスの彫刻家ルシエン・バズールの作品です。
裏面のデザインを描いたのもルシエンであり、太陽が反射する描写を装飾芸術アール・デコを用いて見事に表現しています。
発行枚数は非常に多いですが、その多くが溶解され、状態のよいコインはほとんど現存していません。
コイン鑑定会社によるとNGCは143枚、PCGSは102枚の現存を確認しています。
第三共和国 エンジェル 100フラン金貨 1905年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1905年 |
額面 | 100フラン |
グレード | - |
直径 | 35.6mm |
重量 | 32.25g |
品位 | 0.900 |
発行枚数 | - |
状態 | - |
同じく共和制の時代に発行された金貨がこちらのエンジェル金貨です。
憲法を書き込む天使とフランスの国鳥でもあるオスのニワトリの絵は、古来からフランスの貨幣に登場する伝統的なデザインになります。
裏面には額面と共に、自由、平等、愛とフランス共和国のスローガンが書かれています。
フランスのアンティークコインはこちら
フランス コイン3選 20フラン金貨
次にあのナポレオン1世のアンティークコインを含む20フラン金貨を紹介します。
- ナポレオン1世 20フラン金貨 1811年
- マリアンヌ・ルースター 20フラン金貨 1910年
- ルイ・フィリップ1世 20フラン金貨 1840年
ナポレオン1世 20フラン金貨 1811年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1811年 |
額面 | 20フラン |
グレード | MS63 |
直径 | 21mm |
重量 | 不明 |
品位 | 不明 |
発行枚数 | 3,705,489枚 |
状態 | 未使用 |
ナポレオン1世は数々の戦いで勝利し、フランスの領土を広げ、皇帝となったフランスの英雄です。
ナポレオン1世が非常に気に入っていた金貨であり、セントヘレナ島でに島流しにされた際にもこのコインを配ったという逸話が残っています。
こちらのコインは月桂冠を身につけたナポレオンが描かれており、後期に発行されたコインになります。
身につけていない金貨は前期に発行されたものになりますが、月桂冠のある後期のコインのほうが人気が高いです
マリアンヌ 20フラン金貨 1910年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1811年 |
額面 | 20フラン |
グレード | UNC |
直径 | 21mm |
重量 | 不明 |
品位 | 不明 |
発行枚数 | 5,779,000枚 |
状態 | 未使用 |
マリアンヌはフランス共和国の象徴として描かれる自由の女神でありフリジア帽を被るのが特徴です。
ドラクロアの名画『民衆を率いる女神』でマリアンヌが描かれているのが有名になります。
表面には左を向いたマリアンヌ、裏面にはフランスの国鳥、雄鶏が描かれています。
ルイ・フィリップ1世 20フラン金貨 1840年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1840年 |
額面 | 20フラン |
グレード | - |
直径 | 21mm |
重量 | 不明 |
品位 | 不明 |
発行枚数 | 不明 |
状態 | - |
ルイ・フィリップ1世は復古したブルボン朝のシャルル10世の後にフランス国王になった人物です。
七月革命によって成立した王政であることから七月王政と呼ばれています。
しかし、この王政は革命にはじまり革命に終わった王政であり、フランスは第二共和政へと舵を切ることとなりました。
表面には月桂冠を付けたルイ・フィリップ1世が描かれており、ナポレオン1世と同様にこちらの金貨も発行年によって冠の有無が異なり、デザインも少し変わってきます。
フランス コイン4選 5フラン銀貨
次に、金貨よりもよりお手軽に購入できる5フラン銀貨を3つ紹介します。
- ナポレオン1世 月桂冠像 5フラン銀貨 1813年
- ナポレオン2世 5フラン試作銀貨 1816年
- ルイ18世 ノアの箱舟 5フラン銀貨 1824年
- ヘラクレス 5フラン銀貨 1801年
ナポレオン1世 月桂冠像 5フラン銀貨 1813年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1813年 |
額面 | 5フラン |
グレード | EF+ |
直径 | 37mm |
発行枚数 | 9,757,412枚 |
ナポレオン 1世の肖像を描いた5フラン銀貨であり、月桂冠を被っている状態で描かれているタイプとなっています。
発行枚数が多いものの、状態が良い場合は高値で取引されますが、こちらの銀貨はグレードがEF+であるため、低価格で購入できます。
ナポレオンの人気の銀貨を手元に置くことができることから、状態の悪い銀貨であっても人気が高く、売り切れてしまうことが多いです。
ナポレオン2世 5フラン試作銀貨 1816年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1816年 |
額面 | 5フラン |
グレード | - |
直径 | 38mm |
重量 | 25g |
品位 | 不明 |
発行枚数 | 不明 |
状態 | - |
ナポレオン2世は、ナポレオン1世と王妃マリー・ルイーズの間に生まれたナポレオンの後継者となる嫡子です。
21歳という若さで亡くなっていますが、名目上は1815年の6月~7月までナポレオンの後継者として皇帝であった人物です。
また、ナポレオン3世の息子をナポレオン4世と呼ぶことがありますが、4世は正式には即位しておらず、後のボナパリスト達がこのように呼ぶようになりました。
こちらの銀貨は試験的に作られた貨幣であり、ナポレオン2世の広く一般的に知られる肖像ではなく、5歳の時の肖像をモデルにしています。
ナポレオン2世について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
ルイ18世 ノアの箱舟 5フラン銀貨 1824年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1824年 |
額面 | 5フラン |
グレード | - |
直径 | 37mm |
重量 | 25g |
品位 | 不明 |
発行枚数 | 不明 |
状態 | - |
ルイ18世は、ナポレオン1世の失脚後に復古したブルボン朝の最初の王です。
1814年に王位につきましたが、100日天下でナポレオン1世が復帰すると再び亡命し、1815年から1824年まで復古したブルボン朝の王政を強化しました。
また、ブルボン朝のアンティークコインはルイドール金貨またはエキュー銀貨ですが、復古したルイ18世のコインはフランで発行されています。
ルイ18世は王位についたときにはすでに60歳になっており、肖像も60歳のときの左向き肖像が彫られ、裏面にはノアの箱舟が描かれています。
ヘラクレス 5フラン銀貨 1801年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1801年 |
額面 | 5フラン |
グレード | - |
直径 | 37mm |
重量 | 25g |
品位 | 不明 |
発行枚数 | 不明 |
状態 | - |
ブルボン朝の王ルイ16世を処刑すると、フランス初の第一共和政の時代になります。
この時代にブルボン朝のエキュとルイドールがなくなり、再びフランが正式に採用されました。
こちらの5フラン銀貨にヘラクレスが描かれる理由は、王政を倒したフランス国民の強さをギリシャ神話最大の英雄であるヘラクレスにより体現したといわれています。
フランス史における転換点となる重要な銀貨です。
フランスのバラエティ豊かなコイン・メダル
最後にアンティークコインジャーナル編集部が選ぶフランスのバラエティ豊かなコインやメダルを紹介します。
- ルイ13世 8ルイドール金貨 1640年
- ルイ16世&マリー・アントワネット 銀メダル 1781年
- ナポレオン1世 マリー・ルイーズとの結婚記念 銀メダル 1810年
- 星の王子さま 200ユーロ金貨 2015年
- 第一共和制 モネロン商会発行 女神座像 2ソル銅貨 1791年
ルイ13世 8ルイドール金貨 1640年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1640年 |
額面 | 8ルイドール |
グレード | - |
直径 | 不明 |
重量 | 不明 |
品位 | 不明 |
発行枚数 | 不明 |
状態 | - |
ルイ13世は父アンリ3世の暗殺により、8歳でブルボン朝2代目の国王となり33年在位しました。
ルイ13世の貨幣改革により新たに誕生したのがルイドール金貨であり、8ルイドール金貨を含む5種類の金貨が発行されました。
こちらの金貨は流通用ではなく、贈呈品であったり、宮廷内でのみ使用されることがあったようです。
非常に希少価値の高いフランスコインであり、その美しいデザインからも編集部おすすめの金貨になります。
ルイ16世&マリー・アントワネット 銀メダル 1781年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1781年 |
額面 | - |
グレード | - |
直径 | 37mm |
重量 | 25g |
品位 | 不明 |
発行枚数 | 不明 |
状態 | - |
フランス史で高い知名度を持つマリー・アントワネットはルイ16世の妃であり、フランス革命によりギロチンで処刑された悲劇の王妃です。
こちらの銀メダルはアート奨励を目的に作られたコインになります。
向かい合うルイ16世とマリー・アントワネットが描かれ、裏面にはイルカと6隻の帆船が彫られています。
ナポレオン1世 マリー・ルイーズとの結婚記念 銀メダル 1810年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1810年 |
直径 | 33mm |
重量 | 28g |
状態 | EF+ |
ナポレオン1世は、1人目の妻であるジョセフィーヌと離婚しており、当時18歳であったマリー・ルイーズと再婚しています。
フランス皇帝となったナポレオン1世は自身の血を引く直径の嫡子が必要であったため、オーストリアから出産に適した年齢である皇后を呼んだ背景があります。
ナポレオン1世とマリー・ルイーズ、オーストリア皇帝夫妻が向かい合う様子が描かれた銀メダルです。
星の王子さま 200ユーロ金貨 2015年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 2015年 |
額面 | 200ユーロ |
グレード | Proof FDC |
直径 | 37mm |
重量 | 31.1g |
品位 | 0.999 |
発行枚数 | 1,000枚 |
状態 | 完全未使用 |
星の王子さまはフランス人のアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの作品であり、200以上の国と地域の言葉に翻訳され、世界中で総販売部数1億5,000万冊を超えたロングベストセラーを記録しています。
こちらは星の王子さまの刊行70周年を記念して作られたフランスのモダン金貨です。
たくさんの渡り鳥に捕まり自分の星から旅立つ星の王子様が描かれています。
第一共和制 モネロン商会発行 女神座像 2ソル銅貨 1791年
概要 | 内容 |
発行国 | フランス |
発行年 | 1791年 |
額面 | 2ソル |
グレード | EF |
直径 | 32mm |
発行枚数 | 不明 |
ルイ16世が幽閉されていたこの時期、自由の共和制の名のもと、モネロン商会により発行されたこのコインは公式な通貨ではなく民間発行のトークン(代用貨幣)として広まりました。
ウジェーヌ・ドラクロワ作の「民衆を導く自由の女神」でも描かれたマリアンヌ像と、民衆を導くフリジア帽を持っている様子が描かれています。
モネロンとはフランスの実業家および政治家の家族であり、1791年末からは2ソル硬貨と5ソル硬貨を大量に生産しました。
これらの硬貨は当時フランスで発生していた硬貨不足を緩和し、その技術的かつ美的品質は、公的に製造された平凡な卑金属発行品よりもすぐれていたとされています。
1792年3月にモネロン家は破産し同年5月に法により個人的な金銭の生産が禁止されましたが、これらのコインは1793年末頃まで流通していたといわれています。
フランスのアンティークコインはこちら
フランスのアンティークコインでよくある質問
フランスのアンティークコインでよくある質問をまとめました。
- フランスの記念硬貨を製造するパリ造幣局とは?
- フランスの記念金貨・銀貨を購入・買取するおすすめの方法は?
それぞれ詳しく解説します。
フランスの記念硬貨を製造するパリ造幣局とは?
パリ造幣局(Monnaie de Paris)は、現在のフランスでユーロ硬貨を生産している国有企業です。
西フランク王シャルル2世のピトル勅令によって、 864年に設立されたフランス最古の行政機関であり、ここまで紹介したコインはこちらの造幣局から作られました。
パリ地下鉄7号線のポンヌフ駅を最寄り駅とし、2017年に改装が終了したことにより敷地内を広く見学可能で、希少な記念硬貨・メダルなどが展示された貨幣博物館があります。
フランスのアンティークコイン好きなら一度は立ち寄りたい観光地となっています。
フランスの記念金貨・銀貨を購入・買取するおすすめの方法は?
フランスの記念金貨・銀貨を含むアンティークコインを購入・買取をするなら信頼できる業者を通して購入することをおすすめします。
身元の分からない個人が簡単に出品できるオークションサイトで販売しているコインは相場とはかけ離れた価格である場合や、偽物である可能性もあります。
アンティークコイン初心者が、適切な価格で真作のフランスコインを購入する場合は、まず信頼できる業者を探すことが重要です。
また、アンティークコイン投資をするなら購入したコインを購入者の意思によっては適切な方法で預かり、価値が上昇したタイミングで買取までサポートすることが業者に求められます。
古物商許可書を取得し、アンティークコイン初心者を最初から最後までサポートする業者には当サイト「コインライブラリー・プリンシパル」があります。
まとめ
フランスのアンティークコインはナポレオンをはじめとする人気の高いコインが多く、入荷してもすぐに売り切れやすいため、欲しいコインを入手するにはこまめな情報確認が必要です。
反面、買い手が見つかりやすいため、アンティークコイン投資には利用しやすいといえるでしょう。
フランスの魅力的なアンティークコインからお気に入りの1枚をぜひ見つけてくださいね。