欲しい金貨を見つけた方や、金貨をコレクションしたい場合や投資に利用したい場合に金貨はどこで買えるのか分からないという方もいることでしょう。
金貨を買える場所について詳しく理解していなければ、お目当ての金貨が知っている場所では売っていないこともあるので購入する金貨の種類を理解した上で買える場所を見つける必要があります。
初めて金貨を購入する場合はいくつか注意点があるので、注意点について理解した上で購入するようにしましょう。
この記事では、金貨を買える場所を金貨の種類ごとに解説した上で、金貨を買う時の注意点についても解説します。
金貨の種類と買える場所について
金貨が買える場所はいくつか存在しますが、それぞれ異なる種類の金貨を取り扱っています。
よって、金貨の種類ごとに買える場所を把握する必要があり、金貨の種類ごとに対応する場所は下記の通りになります。
- 地金型金貨：貴金属店・百貨店
- 収集型金貨：コイン専門店
- 通貨型金貨：造幣局
自身の欲しい金貨や、自身の目的に合わせた金貨の種類について知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
金貨の種類とは？ 地金型金貨・収集型金貨に分けて代表的なコインを紹介
地金型金貨：貴金属店・百貨店
地金型金貨とは、含有している金量に応じた金価格で取引される投資用の金貨のことを指します。
具体的には、メイプルリーフ金貨・ウィーン金貨・カンガルー金貨のように各国で発行されている投資用の金貨のことです。
上記の金貨は貴金属店で主に購入・買取が可能であり、百貨店でも取り扱っている場合があります。
購入価格は当日に発表された金価格に基づき設定されるので一定ではなく、金価格に加えてプレミアムと呼ばれる購入価格に上乗せされる諸費用と購入するコインの量によっては手数料がかかります。
収集型金貨：コイン専門店
収集型金貨とは、金貨の希少性に基づいて価格を設定する金貨であり、高い希少性を持つアンティークコインも収集型金貨に含まれます。
ヴィクトリア女王が描かれた金貨や、ナポレオン1世が描かれた金貨は収集型金貨に該当するコインです。
これらの金貨は貴金属店などではほとんど販売されないので、収集型金貨を取り扱うコイン専門店で購入する必要があります。
購入価格は過去のオークションの落札事例や1～4年ごとに改定されるコインカタログを参考に決定され、地金型金貨とは異なり短い期間で価格が改訂されることがないので、一定の価格で取引可能です。
通貨型金貨：造幣局
通貨型金貨は、造幣局から発行される金価格の変動によって価値が変動しない一定の額面を持った金貨のことです。
日本の天皇陛下在位記念金貨は額面を決定した上で発行された通貨型金貨になります。
通貨型金貨を購入するなら造幣局で新しく金貨を発行するタイミングで購入者を募集するので、造幣局に申し込むことで購入可能です。
造幣局の募集期限を過ぎて一般的に手に入れることが難しくなると、コイン専門店などで希少性を認める金貨として額面に上乗せする形でプレミア価格を設定して販売されることもあるので、通貨型金貨は収集型金貨と性質が似通っている金貨といえます。
金貨を買うときの注意点
初めて金貨を購入する人は特に意識しておきたい注意点を3つ紹介します。
- 金貨の種類に合わせた正しい購入先を選ぶ
- 手数料やプレミアム
- 売却して利益を得たときは税金を申告する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
金貨の種類に合わせた正しい購入先を選ぶ
金貨の種類によって正しい購入先は異なるので、金貨の種類に合わせた購入先を選ぶことが重要です。
インターネットオークションではすべての金貨が取り扱われていますが、素性の分からない個人から金貨を購入するとトラブルにつながることもあります。
近年では、初心者を狙った金貨に関連する詐欺被害が増えているので、信頼できる取引先で金貨を購入することが重要です。
金貨を含むアンティークコインの詐欺について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
手数料やプレミアム
金貨を購入する際は、金貨の購入価格だけでなく手数料を支払う必要があります。
地金型金貨の場合は、プレミアムと呼ばれる購入価格に上乗せする形で諸経費などが加算されているので、金そのものの価値にすでにプレミアムが加算されている値段が購入価格です。
特に金投資に金貨を利用する場合は、このことを理解しなければ、損をしてしまう可能性や思っていた利益が出ないこともあります。
投資初心者に金投資をおすすめしない理由についてはこちらの記事をチェックしてください。
金投資をおすすめしない3つの理由とは？ 初心者に適した投資方法を紹介
売却して利益を得たときは税金を申告する
金貨を購入してから、金価格が上昇した場合や、長期的な保有により希少性が増して価格が上昇した場合は売却を検討する方もいることでしょう。
このとき売却して利益を得た際には、必ず税金を申告してください。
金貨の売買で得た利益について確定申告をしなかった場合、後から発覚すれば税務署から追徴課税を受ける可能性があります。
金貨は売却だけでなく、相続や贈与にも税金がかかるので、金貨で発生する税金を正しく納めるようにしましょう。
金貨を含むアンティークコインの税金について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
アンティークコイン投資の税金とは？ 購入・売却・相続にかかる税金
金貨が買える場所に関するよくある質問
金貨が買える場所に関するよくある質問をまとめました。
- 欲しい金貨がどこで買えるのか調べる方法は？
- 金貨が買えるおすすめの場所は？
それぞれ詳しく見ていきましょう。
欲しい金貨がどこで買えるのか調べる方法は？
地金型金貨の場合は、現在、主に取り扱われている金貨が8種類であるため、貴金属店などに向かう前にWebサイトなどで欲しい金貨があるかどうか調べてから購入しましょう。
収集型金貨の場合は、インターネットでの検索や、オンライン対応しているコイン専門店の取扱コインから調べます。
特定の金貨が欲しい場合は、実店舗に訪れてから探しても取り扱いがない可能性もあるので、事前に調べてから買いに行くようにしましょう。
また、コイン専門店で欲しいコインを見つけた場合は、専門店に問い合わせをしたうえで実店舗で実物を見た上で購入しにいくのがおすすめです。
実店舗に行くことが住んでいる地域の関係から難しい場合は、信頼できる取引先を見つけてオンライン上で金貨の取引を完結させるようにしましょう。
金貨が買えるおすすめの場所は？
貴金属店で取り扱われる地金型金貨は種類が少ないので、購入先に迷う人は少ないかもしれません。
しかし、収集型金貨を購入する場合のコイン専門店は購入できる金貨も専門店の数も多いため、どの購入先がいいのか迷う人もいることでしょう。
当サイト「コインライブラリー・プリンシパル」は収集型金貨を適正価格で贋作の保証を受けた上で購入できる購入先となっています。
収集型金貨を購入する上で最も注意したい贋作を購入してしまうリスクを、万が一にも贋作であった場合に永久買戻し保証を付けることにより、安心して金貨を買えます。
金貨の価格はオークションログ・コインカタログ・外国貨幣評価書を参考に地金型金貨とは異なり、不透明になりやすい収集型金貨を適正価格で取引することが可能です。
金貨を買えるだけでなく、金貨を売ることもできるコイン専門店であるため、コインの売却を検討している方はこちらのページからお問い合わせお願いします。
まとめ
金貨が買える場所について解説しましたが、金貨の種類によって適切な購入先が異なるので理解した上で購入するようにしましょう。
金貨を投資に利用したいと考えている方は、金投資よりもアンティークコイン投資のほうが近年では富裕層の間で認められている資産防衛の方法となります。
アンティークコイン投資について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてください。
