【活動報告】スコットランド出張のご報告
はじめに|スコットランド出張のご報告
このたび、スコットランドへ出張してまいりました。
今回の出張では、お客様が保有されているウイスキーカスク(樽)の管理状況の確認に加え、日本のウイスキーの魅力を発信するために現地イベントへの出展・開催や、日本の蒸溜所の皆様との協働、管理会社・関係先への訪問など、多岐にわたる活動を実施しました。
スコットランドは、世界的に有名なスコッチウイスキーの本場でもあります。
まずは、スコットランドとウイスキー産業について、少しご紹介いたします。
スコットランドとウイスキー産業
スコットランドといえば、やはりスコッチウイスキー。
世界中で親しまれているこのウイスキーは、スコットランドを代表する重要な産業のひとつです。
現在、スコットランドには125以上の蒸留所があり、各地で個性豊かなウイスキーが造られています。
またウイスキーの魅力のひとつが長い熟成期間です。
時間をかけてゆっくりと熟成されることで、味わいが深まり、希少性も高まっていきます。
20年、30年といった長期熟成のウイスキーは、世界中の愛好家から高い人気を集めています。
さらにスコットランドには、何百年も受け継がれてきた蒸留文化があります。
地域ごとの自然環境や熟成環境によって、スモーキーな香りやフルーティーな風味など、さまざまな個性のウイスキーが生まれています。
このように、歴史ある蒸留文化と長期熟成による価値、そして世界的な人気が、スコッチウイスキーが長く愛され続けている理由のひとつとなっています。
そして、こうしたウイスキーの品質や価値を支えているのが、樽での長期熟成とその保管環境です。
次に、ウイスキーの樽がどのような場所で保管され、どのように管理されているのかをご紹介いたします。
ウイスキーカスクはどこで保管されているのか

ウイスキーカスク(樽)は、ボトル詰めされて商品として出荷されるまで、「保税倉庫(ウェアハウス)」と呼ばれる専用の倉庫で保管されています。
保税倉庫とは、イギリス歳入庁(日本でいう国税庁)によって管理されている、ウイスキーなどの酒類を保管するための施設です。お酒には高い税金がかかるため、出荷されるまでは政府の監督下にある倉庫で保管される仕組みになっています。
保税倉庫では専門スタッフによる定期的な点検も行われており、樽の状態や熟成環境などがしっかりと管理されています。こうした仕組みによって、ウイスキーの品質が長期にわたって保たれています。
今回の出張では、実際に樽の管理会社を訪問し、倉庫の管理状況を確認してまいりました。
現地倉庫の管理体制について

今回の出張では、多数ある樽の管理会社のうちの一社を訪問し、樽の管理状況を確認してまいりました。
訪問した倉庫においては、樽の情報は専用のデジタル管理システムで一元管理されており、保管状況が正確に記録されていました。

また、リゲージ(樽の状態確認)についても現地の職人の方からお話を伺い、熟成年数が浅い樽については原則として実施せず、一定の熟成が進んだ樽に対して状況を鑑みて、実施することが推奨されているとのことでした。
このように、樽の状態に応じた適切な管理が行われていることを確認することができました。

※樽の管理方法につきましては保管倉庫ごとに異なる場合がございますため、上記は今回訪問した倉庫における一例である旨、あらかじめご承知おきいただけますと幸いです。
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現地の様子

スコットランドの街並みは、歴史と伝統を感じられる、とても魅力的な景観が広がっています。
エディンバラの旧市街と新市街は世界遺産にも登録されており、街の中に歴史的な建造物が自然に溶け込んでいます。
石造りの重厚な建物が並び、どこを歩いても絵になるような街並みが印象的でした。

また、街のいたるところにバーやウイスキーショップがあり、ウイスキー文化が日常に根付いていることを感じます。
夜になると多くの人で賑わい、ウイスキーを楽しむ様子がとても印象的でした。
さらに、今回の出張の目的のひとつである「日本のウイスキーのPR」に向けて、Dear WHISKYとしてイベントに出展し、日本のウイスキーの魅力を発信してまいりました。
会場には多くの作り手と飲み手が集まり、終始活気にあふれた雰囲気となっていました。

印象的だったのは、ビジネスというよりも人と人との距離が近く、温かい交流が自然に生まれていた点です。
スコットランドの人々にとって、ウイスキーは単なる商品ではなく、文化の一部であることを、現地で強く感じました。
今後について
今後も引き続き、現地の管理会社と連携しながら、樽の管理状況を確認してまいります。
日々コミュニケーションを取りながら、細かな点についても継続的に把握しております。
また、現地の様子については、今後も適宜情報共有を行っていく予定です。
動画での発信なども検討しており、よりリアルな現地の状況をお届けできればと考えております。
(ご参考までに、最近公開いたしました「Live Up Station」の動画もぜひご覧いただけますと嬉しいです。)
Live Up Stationの紹介動画はこちら
https://crea-lp.com/news/news-22968/
お客様の大切な資産であるウイスキーカスク(樽)について、現地任せにするのではなく、関係性を大切にしながら状況を確認し続けてまいります。
引き続き、安心して保有いただけるようサポートしてまいります。





