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お金に関する様々な問題や課題を解決するための情報と知識のデジタル百科事典 お金に関する様々な問題や課題を解決するための情報と知識のデジタル百科事典
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【第5章】物価の状況を知る ~消費者物価指数、企業物価指数と企業向けサービス価格指数
物価とは物価とは何か渡辺努東京大学教授は、その著作である「物価とは何か」において、物価安定の理想の姿を「蚊柱」に例えて以下のように説明しています。「遠くから見ると蚊柱は一定の場所にとどまる一つの塊に見えるが、近づくと見えてくるのは個々の蚊が活発に動き回る姿である。個々の蚊は自由奔放
<基礎> 【金商-5】債券投資
債券投資の特性を知る債券の基本となる日本国債の特徴債券投資の基本を知るうえで、まず、日本国債の特徴を以下整理しておきます。 日本国債は、日本国政府が発行する債券であり、発行体の業績の良し悪しに依拠する信用リスク等は無いものと考えます。(証券理論では無リスク証券として欠かせないツ
【第4章】雇用の状況を知る~完全失業率と有効求人倍率
雇用環境は経済循環の重要構成要素経済活動の循環経済活動は、消費(需要)、生産(供給)、雇用、所得で構成され、これらが循環するメカニズムが成り立っています。このメカニズムが、好循環に入ると、景気は拡大局面に入ります。景気の拡大① 消費(商品やサービスに対する需要)が増加② 生産
<基礎> 【金商-4】債券の基本
債券の基礎知識債券とは債券とは、満期(償還期限)のある債務型(借金)の有価証券のことです。債券を発行してお金を調達する(借金する)主体を発行体と呼びます。反対に、発行体が発行した債券(有価証券)を、お金を出して買い取る主体が、投資家等となります。発行体は、通常、1年に
【企情-4】大人の金融、資産形成・運用に関わる教育について ~資産運用に関する意識及び実態調査報告(論点その3)
「社員の資産運用に関する意識及び実態調査報告」( by CLP)報告書全文のリンクはこちら【ラボ掲載】資産運用に関する意識及び実態調査報告.pdfライフマネーラボの運営母体である株式会社クレア・ライフ・パートナーズ(以下“CLP”)は、金融教育や資産形成並びに資産運用に関する意識及び実態
【第3章】生産・在庫・出荷の動きから景気を読む ~鉱工業生産指数
鉱工業生産指数の概要鉱工業生産指数とはある一定期間内における鉱工業部門の生産量の変動を示す指数です。具体的には、ある基準期の生産量を100として、その後の期間の生産量をその基準期に対する相対値で表した指数です。その他、鉱工業部門の出荷量の変動を示す出荷指数、および、在庫量の変動を示
【企情-3】“お金についての相談窓口” の企業内設置が求められています ~資産運用に関する意識及び実態調査報告(論点その2)
「社員の資産運用に関する意識及び実態調査報告」( by CLP)報告書全文のリンクはこちら【ラボ掲載】資産運用に関する意識及び実態調査報告.pdfライフマネーラボの運営母体である株式会社クレア・ライフ・パートナーズ(以下“CLP”)は、金融教育や資産形成並びに資産運用に関する意識及び実態
【第2章】景気判断に必要な重要経済指標
GDP(国内総生産)~景気判断の最も基本的な指標です以下ご参照下さい。ライフマネーラボ/金融リテラシー向上/経済指標入門/【第1章】経済成長の尺度~GDP景気動向指数 ~ 多くの統計を統合して景気を判断します景気動向指数の目的内閣府の経済社会総合研究所から毎月発表されます。
【企情-2】2023年は「貯蓄から投資へ」を実践するフェーズ ~資産運用に関する意識及び実態調査報告(論点その1)
アンケート調査から見えてくる資産運用に関する社員の意識と実態「社員の資産運用に関する意識及び実態調査報告」( by CLP)報告書全文のリンクはこちら資産運用に関する意識及び実態調査報告ライフマネーラボの運営母体である株式会社クレア・ライフ・パートナーズ(以下“CLP”)は、金融
<基礎> 【金商-3】株式投資
個別銘柄への株式投資個別銘柄への株式投資意義特定企業の株式への投資をすることの意義は、3つあります。① 議決権等の取得によりその会社の経営に関与することを目的とした投資② 当該株式の配当金や株主優待などを目的とした投資③ 株価上昇によるキャピタルゲインを得ることを目的とした投
<実用>【資形-9】サラリーマンの資産形成術(その3) ~新しい「NISA」のご紹介と資産形成術のまとめ
本稿理解のために必要な基礎知識(記事)本稿と関連する記事【資形-1】個人資産形成の考え方【資形-3】ポートフォーリオリスクを減らす分散投資【資形-2】投資のリスク【資形-4】時間の分散効果~長期積立て投資【資形-6】長期資産形成の神髄は
【コラム-4】伝家の宝刀は抜かれたが・・ 24年ぶりの為替介入
9月22日、財務省は東京外国為替市場で24年ぶりの為替介入の操作を日銀に指示しました。2.8兆円規模とみられる額のドル売り円買いを実施しました。折しも、日銀総裁が金融政策決定会合後の記者会見で、異次元金融緩和の継続を発表している最中、1ドル=145円を超え円安が進んでいた場面でした。マー
<基礎>【資形-6】長期資産形成の神髄は複利型の運用~利息、配当金、分配金等の再投資
単利と複利以下の預入期間3年のスーパー定期預金(多くの銀行で取り扱いしています)を事例として、単利と複利の基本的な計算方法、及び、それぞれのメリット等について以下ご説明します。事例 預入期間3年のスーパー定期預金・利息:年率2%(説明のための仮想レート:現時点では非現実的な水準です)
世界を動かすFRB(通称FED) ~アメリカの金融政策のメカニズムとグローバルインパクト
FRB(FED)の利上げ(2022年)2022年3月、アメリカの連邦準備理事会は、それまで約2年間続けてきたゼロ金利政策から利上げ方針へと大きく政策転換の舵を切りました。3月16日に0.25%の利上げを発表して以来、9月までに5回、大幅かつ急激な利上げを継続しています。(表1参照)(
<実用>【資形-8】サラリーマンの資産形成術(その2)~最強の運用法「iDeCo」が進化していく
本稿理解のために必要な基礎知識(記事)本稿と関連する記事【資形-1】個人資産形成の考え方【資形-3】ポートフォーリオリスクを減らす分散投資【資形-2】投資のリスク【資形-4】時間の分散効果~長期積立て投資【資形-6】長期資産形成の神髄は
「為替相場」を動かす要因を探るⅠ~はじめに
為替相場(為替レート)が大きく動いています。本年(2022年)3月から約6ヶ月間で1ドル115円から145円(※1)とほぼ30円の円安となりました。これは、24年ぶりの円安水準となります。(※1) 9月22日 1ドル=145円を超えた水準で、財務省は為替介入を日銀に指示。24年ぶりの円買いド
<基礎>【税金-10】住民税の控除について !~ふるさと納税のしくみ、及び、控除限度額目安も掲載
本稿理解のために必要な基礎知識(記事)本稿と関連する記事【税金-1】税とは?【税金-2】所得税の基本的しくみ【税金-3】所得税の控除のしくみ【税金-3】所得税の控除のしくみ本稿では住民税の控除を中心に以下説明して参ります。本稿で
【第3章】お金はどうやって動くの?(お金の決済のしくみ)
先ずは、第2章のクイズの回答から始めましょう。クイズ(第2章クイズ)銀行は、金融の仕組みの中心的存在で、私たちの経済活動において、以下2つの機能があることを学びました。1. お金を預かる機能2. お金を貸し出す機能さて、もう一つ金融の仕組みの中で、銀行が担う重要な機能は何だと思います
<実用>【資形-7】サラリーマンの資産形成術(その1)~まずはiDeCo, NISAの活用で投資に挑戦!
はじめにサラリーマンの皆様の中には、ご自身の資産形成について以下のようなお悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか?1. 公的年金だけでは、退職後の生活資金がとても不安2. 退職後の生活の足しにと思い、給料から天引きされる財形年金貯蓄に入っているが、ほとんど利息がつかず、このまま続
【第2章】「金融(きんゆう)」って何だ?
第1章では、子豚の貯金箱にまつわる筆者の思い出とともに、お金について考えてみました。余談ですが、貯金箱というとなんで子豚ちゃんなのか?ググってみました。尼崎にある「世界の貯金箱博物館」の館長によると3つの説があるそうです。1つめは「繁栄を連想させるから」。ブタは1回の出産で10匹ほど
世界の注目を浴びる日銀の金融政策 ~異次元金融緩和の継続~
欧米主要各国の中央銀行がインフレ阻止をめざし次々と自国通貨の政策金利を上げる動きのなか、先進国で唯一、日本銀行(”日銀“:黒田総裁)だけがいわゆる異次元金融緩和を継続しています。結果としてPOINT・急激な円安の進行(2022年3月~9月でほぼ30円の円安)・日本国債市場の歪み拡大グ
世界を動かすFRB(通称FED) ~アメリカの金融政策のメカニズムとグローバルインパクト
FRB(FED)の利上げ(2022年)2022年3月、アメリカの連邦準備理事会は、それまで約2年間続けてきたゼロ金利政策から利上げ方針へと大きく政策転換の舵を切りました。3月16日に0.25%の利上げを発表して以来、9月までに5回、大幅かつ急激な利上げを継続しています。(表1参照)(
【コラム-5】「人への投資」~リスキリング、リカレント、そして、金融リテラシー教育
企業の人材投資や個人の社会学習等の国際比較以下は、本年2月「経済産業省の取組」と題したペーパーからの抜粋資料です。https://www.mhlw.go.jp/content/11801000/000894640.pdfまずは、以下の統計データをご覧ください。日本企業のOJT以外
<基礎>【税金-9】住民税の基本的しくみ
住民税について住民税とは?住民税とは地方税の一種で、都道府県が課税する道府県民税(東京都は都民税)と、市区町村が課税する市区町村民税の総称です。教育、福祉、救急、ゴミ処理など、地方自治体が提供する公共サービスをまかなうために使われます。住民税の構成は?住民税は、「均等割」と「所得
【社教-1】金融庁の2023年度税制改正への要望 ~資産形成促進支援のための法人税減税
2022年事務年度 金融行政方針金融庁は、8月末付けで、2022年事務年度金融行政方針を発表しました。その目玉と言える内容は、6月閣議決定された「資産所得倍増プラン」に基づくNISA(少額投資非課税制度)の抜本的拡充であり、同時に家計が「貯蓄から投資へ」と適切に対応できるようにするための
<基礎>【相続-2】民法上の親族の基礎
本稿理解のために必要な基礎知識(記事)本稿と関連する記事<基礎>【相続-1】知っておきたい相続に関する民法の基本民法上の親族の基礎親等親等とは、親族間の遠近を示す単位です。直系親族:その間の世数を数えます(祖父母と孫は2親等)傍系親
【金商-1】金融商品投資の全体像
個人の資産形成のための金融商品金融商品には、銀行、証券会社、保険会社など金融機関が提供・仲介する各種の預金、株式、債券、投資信託、保険など多くの商品が存在します。また、原資産が土地や建物などの不動産、金・貴金属や原油などのコモディティ(商品)、その他実物資産の価格変動リスクなどを利用し金融商
ライフマネーラボの基本コンセプトとコンテンツ構成~『4つの柱』と『7つの扉』
ライフマネーラボの『4つの柱』ライフマネーラボが最終的に目指すゴールは「皆さまに豊かで充実した人生をおくっていただくこと」です。その実現のため、ライフマネーラボは『4つの柱』を基本コンセプトとして構築して参ります。第1の柱ライフマネー(※)に関する知識や知恵、そしてノウハウを蓄積
<実用>【資形-8】サラリーマンの資産形成術(その2)~最強の運用法「iDeCo」が進化していく
本稿理解のために必要な基礎知識(記事)本稿と関連する記事【資形-1】個人資産形成の考え方【資形-3】ポートフォーリオリスクを減らす分散投資【資形-2】投資のリスク【資形-4】時間の分散効果~長期積立て投資【資形-6】長期資産形成の神髄は
<実用>【資形-7】サラリーマンの資産形成術(その1)~まずはiDeCo, NISAの活用で投資に挑戦!
はじめにサラリーマンの皆様の中には、ご自身の資産形成について以下のようなお悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか?1. 公的年金だけでは、退職後の生活資金がとても不安2. 退職後の生活の足しにと思い、給料から天引きされる財形年金貯蓄に入っているが、ほとんど利息がつかず、このまま続