
不動産事業部・法人営業
玉利陽平Tamari Yohei
反省することはあっても
後悔することのない人生を!
- Profile
- 1986年生まれ/A型
趣味:旅行、登山、観劇 - Career
- 1986年 鹿児島県出身
2007年 日本工学院専門学校 演劇科 卒業
2007年 エンターテインメント業界で活動
2016年 不動産会社 入社
2024年 株式会社クレア・ライフ・パートナーズ 入社
これまでの歩み
30歳までは役者として舞台に立っていました。決して平坦な道ではありませんでしたが、「誰かの心に届くものをつくる」という思いを胸に、日々全力で向き合ってきました。舞台は毎回が一発勝負で、その緊張感や相手の反応を感じ取る力は、今の仕事にも大きくつながっていると感じています。
30歳という節目で「このままでは生活が立ち行かない」という現実と向き合わなければならなくなり、将来の安定、家族のこと、そして“違う形で人と関われる仕事”を求めて、不動産業界に飛び込み、自身の投資についても備える手段を手に入れました。
最初はわからないことだらけでしたが、一つひとつ覚えながら、お客様と向き合い、信頼をいただく中で、「これもまた、自分らしい表現の形かもしれない」と思えるようになりました。
投資の代表格である不動産は年齢や年収、家族構成によって持つメリットや効果が変わってきます。興味を持って頂いてもお客様の状況によっては、不動産ではないものを取り組むべき方々もいらっしゃり、関りを持つことが出来る方に限界を感じていたところ、お客様に寄り添い115種類以上の商材から最適解をご提案できるクレア・ライフ・パートナーズ(以下、CLP)を知り、転職を決意しました。
これまでのすべての経験は、遠回りのようでいて、今の自分をつくる大切な道のりでした。これからも、目の前の一人に真摯に向き合いながら、誠実に歩んでいきたいと思っています。
インタビュー

住まいは人生の舞台。だからこそ、真摯に、正直に。
―CLPでの仕事内容について教えてください。
前職では投資不動産の売買、仕入れ、賃貸管理と投資不動産に関わる業務を一貫して経験してきましたので、入居者様の視点とオーナー様の視点を兼ね備えていると自負しています。現在は不動産事業部の賃貸管理をメインで行い、物件の点検・修繕対応、入退去時の手続き、入居者様からのお問い合わせ対応、さらにはオーナー様とのお打ち合わせ・報告など、業務は多岐にわたります。
“賃貸管理”という言葉だけを聞くと事務的に感じるかもしれませんが、実際はかなり「人間くさい」仕事です(笑)。入居者様もオーナー様も、それぞれ事情や考えがあって、時にはすれ違いや誤解が生まれることもあります。そこをうまく調整し、双方が安心して暮らしていただけるようにする事が、私の役割だと思っています。
だいぶ主観が強いですが、私はこの仕事を“舞台の裏方”だと思っています。表には出ませんが、照明・音響・舞台美術が整ってこそ、俳優は最高の演技ができる。不動産管理も同じで、静かで当たり前な日常を守るために、私たちのような存在が不可欠なんです。

不動産業界にある“違和感”と、私のスタンス
―不動産業界は、ある意味で「荒れた土地」に見られることもあります。そうした面に対するご自身の考えをお聞かせください。
おっしゃる通りです。私もこの業界に入って驚いたことがたくさんありました。たとえば、入居者様の目線に立っていない提案がまかり通っていたり、オーナー様の利益だけが重視されていたり。中には「とりあえず埋めてしまえばいい」「多少のトラブルは放置しても問題ない」というような考え方をしている人がいることも事実です。
でも、私はそれがどうしても許せませんでした。舞台の世界では、「嘘」はすぐに観客に見抜かれます。どれだけ演技が巧くても、心が入っていなければ“伝わらない”。それは不動産の世界でも同じだと思うんです。だから私は、丁寧に説明し、正直に向き合い、リスクも含めてご提案するようにしています。短期的には非効率かもしれませんが、信頼を積み重ねていくことが、長い目で見れば一番の近道だと信じています。
リスクもメリットも丁寧に伝え、オーナー様にとって最良の判断材料を提供する。入居者様には安心と快適を、そして信頼関係を何より大切に。それが、自身の仕事における信条だと考えています。
―その信条は、どこから生まれているのでしょうか?
一つはやはり、役者として“誠実であること”を学んだ経験からです。そしてもう一つは、自分が「家族を持った」ことが大きいですね。自分自身も、家を借り、暮らしを守る立場です。「この物件、本当に大丈夫かな?」「管理会社、ちゃんとしてるかな?」と、入居者目線で心配になることもあります。
だからこそ、私は自分の関わる物件に「自分の家族が住んでも安心できるか?」という視点を常に持つようにしています。家族は、私にとって“軸”です。どんなに忙しくても、子どもの寝顔を見て、妻とたわいない話をして、元気をもらっています。家族がいるから、私はこの仕事を「ただの仕事」としてではなく、「守るべきものを支えるための仕事」として捉えることができているのだと思います。
―趣味やオフの時間の過ごし方についても教えてください。
趣味は登山と観劇です。
登山は、忙しい日常から一度離れて、自然の中で自分と向き合える時間ですし、一歩一歩進むうちにだんだんと視界が開けていく感じが好きですね。息が切れると同時に、心もスッキリするんです。観劇は、今でも定期的に通っています。自分が舞台に立っていた頃とは違う視点で観ることができるようになったのも、良い意味での“変化”かもしれません。客席で「届けられる側」になって初めて分かることもあるんですよね。
現場での「人の感情を受け止める力」「目に見えない信頼を形にする力」は、舞台経験で培った強みだと再確認することも出来ます。どちらも自身をリセットするには欠かせません。

日々の積み重ねで目指すのは、名指しで選ばれる存在
―最後に、今後の目標と、読んでくださっている方へのメッセージをお願いします。
繰り返しになってしまうのですが、私の中では、「住まいは人生の舞台」という言葉が一つのテーマになっています。そこで営まれる毎日は、時に静かで、時に激しく、何よりかけがえのない“演目”だと思っています。そんな大切な舞台を、安心して演じてもらうためには、照明や音響、舞台美術といった“裏方”の力が必要不可欠です。私の仕事もまた、そういう役割なのだと感じています。
不動産業界にはまだまだ課題も多く、「なんとなく不信感がある」と思っている方も少なくないでしょう。でも、私はその印象を少しでも変えられるよう、真摯に、正直に、お客様と向き合っていきたいと思っています。だからこそ同じ信念を持つCLPを次の舞台に選びました。
私が携わる一つひとつの物件に、誰かの人生があります。だからこそ、どんな対応にも“人”がいることを忘れないようにしています。これからの目標は、「信頼される管理担当」であることを超え、「この人に任せれば間違いない」と言われる存在になることです。『“暮らす”という当たり前の幸せを守るために日々学び、真摯に、正直に歩みを進めてまいります。』