経済指標 入門編
記事数
8
【第7章】日米以外の主たる経済指標
グローバル化が進む世界経済世界の名目国内総生産(名目GDP)IMF(世界銀行)の発表によると、世界の名目GDPの合計は100兆米ドル(世界192か国合計)規模となっています。内訳は、下記グラフの通り、米国が第1位で約25兆米ドル、第2位は英国を含むEU圏合計で約20兆米ドル、3位に中国で
【第6章】世界の金融市場を動かす米国経済指標 ~物価指標、雇用指標、その他主要経済指標
グローバル金融市場に大きな影響力を持つ米国の金融経済世界最大の国内総生産(GDP)GDP世界一の米国の経済はダイナミックに変動し、グローバル金融市場を介し世界経済に多大なる影響を及ぼします。GDPの成長率や予測など、米国経済の動向を見極めるための各種経済指標は、常に世界の注目を集めます。
【第5章】物価の状況を知る ~消費者物価指数、企業物価指数と企業向けサービス価格指数
物価とは物価とは何か渡辺努東京大学教授は、その著作である「物価とは何か」において、物価安定の理想の姿を「蚊柱」に例えて以下のように説明しています。「遠くから見ると蚊柱は一定の場所にとどまる一つの塊に見えるが、近づくと見えてくるのは個々の蚊が活発に動き回る姿である。個々の蚊は自由奔放
【第4章】雇用の状況を知る~完全失業率と有効求人倍率
雇用環境は経済循環の重要構成要素経済活動の循環経済活動は、消費(需要)、生産(供給)、雇用、所得で構成され、これらが循環するメカニズムが成り立っています。このメカニズムが、好循環に入ると、景気は拡大局面に入ります。景気の拡大① 消費(商品やサービスに対する需要)が増加② 生産
【第3章】生産・在庫・出荷の動きから景気を読む ~鉱工業生産指数
鉱工業生産指数の概要鉱工業生産指数とはある一定期間内における鉱工業部門の生産量の変動を示す指数です。具体的には、ある基準期の生産量を100として、その後の期間の生産量をその基準期に対する相対値で表した指数です。その他、鉱工業部門の出荷量の変動を示す出荷指数、および、在庫量の変動を示
【第2章】景気判断に必要な重要経済指標
GDP(国内総生産)~景気判断の最も基本的な指標です以下ご参照下さい。ライフマネーラボ/金融リテラシー向上/経済指標入門/【第1章】経済成長の尺度~GDP景気動向指数 ~ 多くの統計を統合して景気を判断します景気動向指数の目的内閣府の経済社会総合研究所から毎月発表されます。
【第1章】経済成長の尺度~GDP
GDPの基本最も重要な経済指標 GDP(Gross Domestic Product)GDPは、Gross Domestic Productの略称で、「国内総生産」のことを指します。一国の経済の規模や、その変化(動き)をつかむうえで、経済指標としては最も基本的でかつ重要な指標です。
【第0章】はじめに
本講座は、「ライフマネーラボ」/「金融リテラシー向上」における第2弾の企画となります。題目は、「経済指標 入門編」です。今後、連載形式にて順次投稿して参ります。本稿巻末に、今後の連載予定を掲載しましたのでご参照下さい。経済指標の役割新聞やテレビ、そしてネットの経済関係ニュースで、