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ウイスキー事業
スコットランド支社駐在

今野花梨Konno Karin

思考を深め、本質を見極める。
不安を払拭する第一歩は、
言語化から。

Profile
1998年生まれ/B型
趣味: 料理、読書、歴史、海外旅行、水彩画
Career
1998年 北海道札幌市出身
2017年 市立札幌旭丘高等学校 卒業
2019年 オランダ王国ユトレヒト大学 法学部 交換留学
2022年 筑波大学 社会・国際学群 国際総合学類 卒業 
2022年 株式会社クレア・ライフ・パートナーズ 入社
2023年 オランダ王国アムステルダム大学院ロースクール 国際公法プログラム(LL.M.) 卒業

これまでの歩み

幼い頃から、海外や社会問題に強い関心を抱いていた。大学では国際関係学を専攻。国際政治、法、経済、文化、環境問題など、幅広い分野を体系的に学んだ。とりわけ、国家間の力関係を超えて、人々の権利や生活を支えることができる国際法に魅力を感じ、オランダ・アムステルダム大学のロースクールへ進学し、国際公法プログラムにて法学修士(LL.M.)を取得。さらにフィールドでの経験を求めて、ベトナムへ移住した。
学びの傍ら、高校時代から飲食、ホテル、教育、イベント、翻訳など、さまざまな業種での就労経験を重ねてきた。並行してグラフィックデザインの勉強にも打ち込み、制作スキルを育ててきた。
現在はクレア・ライフ・パートナーズ(以下、CLP)にて、スコットランド支社の立ち上げをはじめ、ウイスキー事業や各種新規プロジェクトに携わっている。

インタビュー

「苦手」に飛び込んだ、その先で

―CLPへ転職を決意されたきっかけはなんですか?

ロースクール進学前の6か月間、何か新しい分野にチャレンジしたいと思い、インターンシップを探していました。特にCLPは、資産運用という難しそうに感じる分野に対して、「人生を豊かにする手段」としてポジティブに向き合っている点に惹かれました。私自身、お金のことを考えるだけで気が重くなるタイプだったのですが、「迷ったら勇気のいる方へ」という自分のモットーに従って、応募を決めました。

入社後は、配属されたウイスキー事業部を通じて資産運用の世界に触れる中で、「お金ときちんと向き合うこと」が、自分の人生を計画的かつ前向きに歩むうえでとても大切だと実感しています。

国際機関を目指す私が、今ビジネスに挑む理由

―ロースクールを卒業後、なぜ法律家ではなくCLPを選んだのですか?

将来的には国際機関で働きたいという想いがありました。そのためには、他の人とは違った視点や経験を持つことが大切だと思い、まずはビジネスの現場に飛び込むことを選びました。

法律の勉強は本当に面白かったのですが、抽象的な議論ばかりを続けていると、世の中との距離感を感じる瞬間もありました。もっと地に足をつけて現実社会と向き合い、リアルな課題に取り組んでみたかったんです。

インターンでの経験から、CLPはとにかくスピード感があり、成長できる環境が整っていると感じました。また、海外支社立ち上げなど、今しかできない挑戦ができるのも魅力でした。顧客目線で本当の「あるべき姿」を届けようとする姿勢、そして資産形成という人生に直結するテーマに真正面から向き合うCLPの姿に共感しています。

複数の領域を越えて見えてきた「自分らしい働き方」

―CLPでの現在の役割を教えてください。

現在はウイスキー事業部で、主に海外の取引先との窓口を担当しながら、新規事業の立ち上げやスコットランド支社のプロジェクトに携わっています。具体的には、市場調査、ビジネスモデルの設計、事業戦略や収支計画の作成、免許取得の手続き、パートナー企業との連携など、プロジェクトマネジメント全般を行っています。

ほかにも、社内法務やウイスキーに関する貿易実務、グラフィックデザインなど、これまで培ってきたスキルを活かして、多岐にわたる業務に携わっています。とくに社内法務に関しては、幅広い事業を展開しているCLPならではの視点や課題に触れることができ、法的な観点から会社の土台を支えるような仕事にやりがいを感じています。

また、「Live Up Station」というイベントプラットフォームの運営も担当しています。こちらは、著名なゲストをお招きし、来場者の方々の人生に新たな視点や刺激をもたらすことを目的とした場づくりを行っています。単なる講演会やトークイベントではなく、参加された方の人生の質が少しでも上がるような、そんな「きっかけ」を提供できるよう心がけています。私自身、中学から大学にかけて学園祭の実行委員として活動していたほど、イベントの持つ非日常のワクワク感が好きで、今でもこの分野には強い思い入れがあります。好きなことを仕事にできている実感があり、個人的にもとてもやりがいのある業務のひとつです。

複数の領域を横断しながら日々の業務に取り組むことで、自身の強みを再確認できるとともに、新たな挑戦の機会にも恵まれていると実感しています。

ウイスキーという軸から広がる、多彩な価値創造のかたち

―ウイスキー事業部は、CLPの中でどのような位置づけにあるのでしょうか?

CLPの多事業展開の柱として、「生き抜く力を共に創る」「Life is fun」といった理念を体現する存在です。核になっているのは、ウイスキー樽のオーナーシップ販売です。ウイスキーは、熟成によって価値が増していくため、時間を味方にできる嗜好品・資産運用としての魅力があります。スコットランドの現地パートナー企業と連携しながら、実務面も含めて運営しています。

また、国内最大級のウイスキーメディア「Dear WHISKY」の運営も行っています。造り手・繋ぎ手・飲み手といった異なる立場の方々が出会う場を提供し、海外・日本のマーケットを繋ぐ役割を担っているほか、ウイスキーの輸入販売も手掛けています。

それ以外にも、日本の蒸溜所向けのBtoBサービスとして、販促イベントや資金運用、人財紹介、研修ツアーの企画、熟成用空き樽の販売なども行うことで、ジャパニーズウイスキー業界の発展を実務面から支援しています。また、海外のウイスキーフェスティバルへの出展や現地テイスティングイベントの開催も手掛けています。出張の機会も多いので、毎日が刺激的です。

さらに、個人ではなかなか行けないような特別な訪問先や体験を組み合わせたスコットランドウイスキーツアーの企画や、法人・個人向けにオリジナルウイスキーボトルをつくるボトリングサービスも提供しています。

多様な事業の真ん中にあるのは、“伴走者”という姿勢。

―最後に、CLPのサービスを検討している方へメッセージをお願いします。

CLPは単なる資産形成コンサルティング会社ではありません。ウイスキー事業部やLive Up Stationをはじめ、多領域のサービス展開を通じて、「お客様・業界にとってのあるべき姿とは何か」を徹底的に考え抜き、部門を越えて協力しながら本質的な価値を届けようとしています。

「できない理由」ではなく、「どうすればできるか」を考える。その姿勢を全社員が持っており、だからこそ、出会った方の人生に前向きな変化をもたらせると信じています。

資産運用を難しいものとしてではなく、「自分の人生を楽しむための手段」として捉えていただけたら嬉しいです。私たちCLPは、その伴走者であり続けたいと思っています。