COLUMN

お金に関してのごく身近な話題からグローバルな出来事までタイムリーな情報を、筆者の感想も交え気楽にお伝えする扉です。

記事数 10
  • 2023年1~12月

【コラム-9】人生100年時代を生き抜くための資産形成について ~老後の生活に不安を抱くサラリーマンの皆様へのメッセージ

人生100年時代を生き抜くために・・・最近は馴染み深いフレーズかと思います。自分自身のキャリア形成や人生設計、そして資産形成、また、ご両親やご家族とのかかわり方など、実生活においても、人生100年時代を意識するようになってきました。これをポジティブに捉えたいと思う反面、現実的には様々

  • 2023年1~12月

【コラム-8】退職所得課税制度の見直し~骨太の方針2023年に明記

骨太の方針2023年が閣議決定!6月16日、2023年度の骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)が閣議決定されました。骨太の方針は、首相が議長を務める経済財政諮問会議で作成され、年末の予算編成に向けて、政権の重要課題や政策の基本方針をまとめたものです。岸田内閣発足以来掲げきた

  • 2022年9~12月

【コラム-7】長期金利変動許容上限を0.25%から0.5%へ引上げ!

世界中が驚き、マーケットは大混乱12月20日、今年最後の金融政策決定会合で、日本銀行の異次元金融緩和政策の極めつきともいえる「イールドカーブコントロール(YCC)」における長期国債(10年)の金利変動許容上限を0.25%から0.5%へ引上げることを決定しました。金融政策決定会合後の黒田日

  • 2022年9~12月

【コラム-6】財政規律の重視と市場メカニズムの再認識を!

2022年10月28日、政府は総合経済対策を閣議決定しました。物価高克服・経済再生実現のための総合経済対策として、2022年度第2次補正予算案で29兆円規模の財政支出を想定し、その大半の22.8兆円を国債の新規発行で賄う計画であるとのことです。国債残高はGDP比2倍の1,000兆円越え財

  • 2022年9~12月

【コラム-4】伝家の宝刀は抜かれたが・・ 24年ぶりの為替介入

9月22日、財務省は東京外国為替市場で24年ぶりの為替介入の操作を日銀に指示しました。2.8兆円規模とみられる額のドル売り円買いを実施しました。折しも、日銀総裁が金融政策決定会合後の記者会見で、異次元金融緩和の継続を発表している最中、1ドル=145円を超え円安が進んでいた場面でした。マー