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【※期限迫る※】隠れ資産の危機!新紙幣発行の落とし穴!!
2024年、新NISAの開始や日本各地での大型商業施設の開業など、経済・金融面でも様々なニュースの飛び交うこの頃ですが、新紙幣の発行開始も7月予定に迫り、話題として耳にすることが増えてまいりました。日本で紙幣発行され始めたのは明治時代の1868年、当時は単純な製法で作られたため偽札が多く出回
【外為_第8章】外国為替相場の変動要因とは
外国為替相場について外国為替相場の形成 時々刻々と変動する外国為替相場は、外国為替市場のインターバンクマーケットにおいて形成されます。 インターバンクマーケットは世界の主要外国為替市場において活発な取引がなされ、原則、平日は24時間取引が途切れることなく各為替市場に引き継がれてい
上場企業の自社株買いの功罪
上場企業が、自社株式を買い戻す(自社株買い)動きが活発化しています。日経新聞の報道によると、上場企業が自社株買いの限度額として、2023年中に取締役会決議した取得枠の合計が、約9.3兆円にのぼり2年連続で過去最高となりました。本稿では、● そもそも自社株買いとは何か● 上場企
【外為_第7章】外国為替における銀行の役割
銀行の外国為替業務外貨両替業務 外貨両替とは、外国通貨及び旅行小切手の売買を行うことで、銀行がその機能を担っています。 銀行以外のものが、外貨両替を業務として行う場合は、1998年の外国為替及び外国貿易法(以下「外為法」)の改正以前は大蔵大臣の認可が必要でしたが、現在では自由に行
【社教-2】 政府の「人への投資」と「社会教育支援」
5年で1兆円規模の「人への投資と社会教育」2022年2月、経済産業省は「経済通産省の取組み」と題したペーパーにおいて、現在の日本経済の衰退の根本原因は、失われた30年ともいわれる時代に、官民とも「人への投資」を怠ってきた結果であると分析し、「リスキリング教育(新時代に必要なスキルの再構築)」の重
<基礎>【年金-8】在職中の年金(在職老齢年金制度)について
在職老齢年金制度のしくみ厚生年金制度が適用される会社(適用事業所)で働く方の大部分の方は、65歳になると「老齢厚生年金」を受け取る権利を得ます。一部の方(1961年4月1日以前生まれの男子、及び、1966年4月1日以前生まれの女子)については、65歳以前においても、生年月日によって60歳以上
【外為_第6章】外国為替相場はどのように形成されるのか?
変動相場へ移行前の為替レート金本位制度から金ドル本位制度へ(ブレトン・ウッズ体制)第2次世界大戦直後の1944年、連合44カ国(国際通貨基金(IMF)加盟国)は、米国のブレトン・ウッズという場所に集まり、大戦後の国際通貨体制に関する会議を開催しました。そこで、各国は、自国通貨の対米ドルレ
<基礎> 【金商-11】株価指数(株価インデックス)への投資
株価指数(株価インデックス)について世界の主要な取引所に上場されている株価の市場全体の値動きを測る指標として、各種の株式指数(以下「株価インデックス」と呼びます)が公表されています。これらの株価インデックスは、上場されている全銘柄の株価を対象として指数化する場合や、その取引所を代表する主要な
【コラム-10】2024年度与党税制改正大綱が公表されました
政府税制調査会は、12月14日、「2024年度の税制改正大綱」を取り纏め公表しました。(参考)「2024年税制改正大綱」の全文はこちらhttps://partsa.nikkei.com/parts/ds/pdf/20231214/20231214.pdf毎年、この時期に次年度の税
【外為_第5章】外国為替取引~投機取引
投機取引とは(概要) 投機取引とは、外国為替相場の価格変動リスクを積極的にとって、その値上がり益を得ることを目的とする外国為替取引をいいます。 反対売買を行うことを前提とした取引(売ることを前提にした買いや、買い戻すことを前提にした売り取引)により、その利ザヤを得ることを目的とする